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株価指数先物【引け後コメント】薄商いのなか値がさ株への資金集中でNT倍率は最高値を更新


大阪3月限
日経225先物 28670 +480 (+1.70%)
TOPIX先物 1856.5 +15.5 (+0.84%)

 日経225先物(3月限)は前日比480円高の2万8670円で取引を終了。寄り付きは2万8370円とシカゴ先物(2万8320円)を上回って始まり、現物の寄り付き直後に2万8500円を回復すると、前場半ばには2万8600円に乗せている。現物の後場寄り付き直後に2万8670円まで上昇した後は2万8620円から2万7640円辺りでこう着したが、大引け間際には2万8710円まで急伸。引けにかけて2万8580円まで上げ幅を縮めるものの現物の大引け後には切り返しており、2万8670円で取引を終えた。

 本日は指数寄与度が大きいファーストリテイリング <9983> などの値がさ株の一角に資金が集中し日経平均株価を押し上げる形となった。東証1部の売買高は10億株を辛うじて上回る薄商いだったほか、東証1部の騰落銘柄は値下がり数が過半数を占めたことからも、値がさ株のインパクトの大きさが窺えよう。これによりNT倍率は先物中心限月で15.44倍と高値を更新して終えている。次期米財務長官に指名されたイエレン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長による指名承認公聴会を控え、為替市場ではドル円が1ドル104円台とやや円安に振れて推移したことも材料視されたようである。

 日経225先物ナイトセッションは2万8700円で始まり、日中高値を上回って推移している。グローベックスの米株先物ではNYダウが160ドル高、ナスダック100先物は1.0%近く上昇して推移していることもあり、祝日明けの米国市場が反発をみせるようだと、ナイトセッションでショートカバーを誘う流れが強まる可能性がありそうだ。

 明日は20日の米大統領の就任式を控えて商いは膨らみそうにないが、本日同様、薄商いのなかで指数寄与度の大きい銘柄に資金が集中しやすい相場展開が見込まれる。そのため、NTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)によるスプレット狙いのスタンスは継続とみておきたい。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが1170枚、ソジェンが1080枚、ドイツが680枚、UBSが590枚程度の売り越しに対して、野村が1620枚、シティが1480枚、JPモルガンが580枚、モルガンSが560枚程度の買い越しだった。ABNアムロ、ソジェンは裁定買いに伴う先物売りとみられ、野村はレバETFの調整に伴う先物買いとみられる。そのほか、TOPIX先物ではドイツが1010枚、UBSが840枚、BofAが580枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが1370枚、バークレイズが560枚、野村が530枚程度の買い越しだった。

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