セブン&アイが急落、「クシュタールの買収提案拒否する方針」と伝わる
セブン&アイ・ホールディングス<3382>が急落している。読売新聞オンラインが4日、「セブン&アイ・ホールディングスが、カナダのコンビニエンスストア大手からの買収提案を受け入れず、自力での企業価値向上を目指す方針を固めたことが3日わかった」と報じた。カナダのアリマンタシォン・クシュタールの買収提案を受け、株価にプレミアムを上乗せしたTOB(株式公開買い付け)を巡る思惑が同社株には広がっていたが、報道を受けてTOBが実施されない可能性が意識され、売りが促された。報道によると、社外取締役でつくる特別委員会が、単独での経営を維持する方針を決めた。クシュタールと米国で店舗網が重複し、反トラスト法に抵触する懸念が払しょくできないことなどを考慮したもようだ、としている。
出所:MINKABU PRESS
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