Institution for a Global Society---持続可能な人材育成基盤の調査事業をインドで開始

Institution for a Global Society<4265>は27日、経済産業省の「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」に採択され、インドで「企業主導によるインパクト投資を通じた持続可能な若年層人材育成基盤調査事業」を開始することを発表した。

本調査事業では、インドにおける次世代リーダー育成のため、若年層向けのスキルマップ設計や多様な能力評価手法を開発・検証する。また、教育投資による人材の能力向上を測定し、金融機関との連携を通じて、企業から教育分野へのインパクト投資が生み出す社会的・経済的リターンを可視化する。

さらに、IT産業や教育委員会との連携により、インド進出を目指す日本企業や現地企業と若手人材の最適なマッチングを模索する。

この取り組みにより、企業は将来の安定的な人材確保やブランド価値向上、社会貢献を通じたステークホルダーからの信頼獲得が期待される。また、教育投資の効果を定量的に把握することで、中長期的な戦略立案やリスク評価が容易になり、企業経営の強化にも寄与する。

同社は、本プロジェクトを通じて、各企業が国際的な成長機会を捉え、持続的なビジネス基盤を築く後押しをしていく。

《ST》

　提供：フィスコ