SMNが切り返し大勢3段上げの初動、ソニー系のアドテク会社で業績回復色鮮明
SMN<6185>が切り返し急、一時22円高の397円まで上値を伸ばし400円台復帰を指呼の間に捉えている。人工知能(AI)を活用したネット広告配信(アドテクノロジー)事業を主力展開する。筆頭株主はソニーグループ<6758>の100%子会社であるソニーネットワークコミュニケーションズで、SMN株式の過半を保有する。また、サイバーエージェント<4751>を主要取引先としており収益基盤は強固だ。アドテク事業ではデジタル販促支援コンサルティングがニーズを捉え好調に推移、今期は営業利益段階で前期比47%増益を見込むなど業績回復色を鮮明としている。株価は11月20日に大陽線で上放れ、その後は調整を交えながらも大勢2段上げで今月9日には470円の年初来高値をつけた。足もとでは再び買い板が厚くなり大勢3段上げをうかがう動き。2018年8月に上場来高値3205円(修正後株価)をつけるなど天井も高く、時価は値ごろ感に着目した投資資金が断続的に流入している。
出所:MINKABU PRESS
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