三井ハイテクが急反発、第3四半期2ケタ営業減益も進捗率88%
三井ハイテック<6966>が急反発している。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2~10月)連結決算は、営業利益114億6500万円(前年同期比12.3%減)と2ケタ減益となったが、通期計画に対する進捗率が88%と高く、通期業績予想の上振れ期待から買われているようだ。
半導体の最終需要回復の遅れなどが響き電子部品事業が苦戦したほか、電気自動車(EV)向けリードフレームなどの売り上げが落ち込んだ一方、電動車用モーターコアの堅調な需要と為替の円安影響があり、売上高は1582億800万円(同9.8%増)と伸長した。ただ、電子部品事業の受注減や電機部品事業における成長に向けた先行投資費用の増加、銅などの原材料価格が値上がりなどが響き減益を余儀なくされた。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高2140億円(前期比9.2%増)、営業利益130億円(同28.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
半導体の最終需要回復の遅れなどが響き電子部品事業が苦戦したほか、電気自動車(EV)向けリードフレームなどの売り上げが落ち込んだ一方、電動車用モーターコアの堅調な需要と為替の円安影響があり、売上高は1582億800万円(同9.8%増)と伸長した。ただ、電子部品事業の受注減や電機部品事業における成長に向けた先行投資費用の増加、銅などの原材料価格が値上がりなどが響き減益を余儀なくされた。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高2140億円(前期比9.2%増)、営業利益130億円(同28.3%減)の従来見通しを据え置いている。
出所:MINKABU PRESS