話題株ピックアップ【夕刊】(1):カドカワ、メタプラ、日製鋼
■KADOKAWA <9468> 3,745円 +700 円 (+23.0%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
KADOKAWA<9468>が後場に急騰。ロイター通信が19日、ソニーグループ<6758>がカドカワの買収に向けて協議をしていると報じており、これが買いを誘ったようだ。報道では交渉が成立すれば、数週間以内に契約になると伝えている。
■GMO-FG <4051> 7,510円 +1,000 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値
GMOフィナンシャルゲート<4051>が急反発。18日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を7万4000株(発行済み株数の0.88%)、または5億円としており、取得期間は11月19日から12月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするほか、株主還元の一環として実施する。
■メタプラネット <3350> 2,295円 +301 円 (+15.1%) 本日終値
メタプラネット<3350>が続急伸。正午ごろ、総額17億5000万円のビットコインを追加購入したと発表しており、好材料視された。購入枚数は124.117ビットコインで、平均購入価格は1ビットコイン当たり1409万9600円。今回の追加購入により、同社のビットコイン保有枚数は1142.287ビットコインとなる。
■日本製鋼所 <5631> 6,499円 +673 円 (+11.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
日本製鋼所<5631>が商いを膨らませ急騰。トランプ効果で防衛関連セクターに循環物色の動きが再燃しており、東京市場では三菱重工業<7011>を中軸に関連銘柄への投資資金攻勢が顕著となっている。そのなか、「日製鋼は産業機械事業で防衛関連機器が想定以上に好調で、受注高も積み上がっていることから、機関投資家とみられる大口の資金流入が観測される」(中堅証券ストラテジスト)という。第2次石破政権も国防族で固められていることに変わりはなく、防衛予算拡大の流れに乗る中核銘柄として注目度が高まり、12%近い上昇で一気に年初来高値更新を果たした。
■ゼンショHD <7550> 9,074円 +759 円 (+9.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ゼンショーホールディングス<7550>が大幅高で5日続伸し年初来高値を更新。18日の取引終了後、牛丼チェーン「すき家」が11月22日午前9時から一部商品の価格を値上げすると発表しており、好材料視された。値上げするのは、主力の牛丼の「並盛」をはじめ「中盛」「大盛」など。国産米の価格高騰などに対応するためで、牛丼の値上げは4月以来約7カ月ぶりとなる。
■チェンジHD <3962> 1,385円 +85 円 (+6.5%) 本日終値
チェンジホールディングス<3962>が後場急上昇。この日午後、傘下のチェンジがエンゲージメント向上支援サービスを手掛けるバヅクリ(東京都港区)と共同で従業員エンゲージメント強化サービスを開発し、提供を開始したと発表したことが好感された。新サービスは、協業における第1弾として新卒採用を進める取引先企業と内定者間の関係構築を支援するもので、既存社員との対話を通じて社内文化や仕事内容への理解を深めることに加え、短期・中長期のキャリアイメージのすり合わせや、内定者がコミュニケーションスキルを学びながらチームビルディングを体感できるプログラムを提供。また、人生観や価値観の共有を通じた深い相互理解の促進や、人狼ゲームや脱出ゲームといった「あそび」体験を通じて内定者同士のつながりを強化することで、採用後のスムーズな定着と活躍をサポートする。両社は今後も協業を深め、従業員エンゲージメント強化を支援することで、企業や団体の内定辞退率の改善と入社後の早期活躍に貢献するとしている。
■森永製菓 <2201> 2,700円 +108.5 円 (+4.2%) 本日終値
森永製菓<2201>は大幅高。今月13日にマドを開けて急落したが、きょうは滞留出来高のない真空地帯を一気に駆け上がる異色の戻り足をみせた。同社が18日取引終了後に発表した株主還元策にマーケットの耳目が集まった。発行済み株式数の4.68%にあたる420万株、金額ベースで100億円を上限に自社株買いを発表、今朝の東証の自己株式立会外取引で実施する。このうち250万株あまりを証券会社経由で一度に大量取得するASR(加速型自社株買い)という手法を活用することも注目を呼び、これを材料視する形で投資資金が流入した。
■アシックス <7936> 2,793円 +84 円 (+3.1%) 本日終値
アシックス<7936>が後場急上昇。午後1時ごろ、中期経営計画2026のアップデートを行ったと発表。財務指標の目標を引き上げたことが好感された。営業利益の目標を従来の800億円以上から1300億円以上へ、売上高年平均成長率を7~10%から10%前後へ引き上げ、ROA(総資産利益率)を10%前後から15%前後へと引き上げた。スポーツスタイル、オニツカタイガーの営業利益が大幅拡大し、パフォーマンスランニングフットウェアが堅調に推移していることや、日本、北米、欧州における早期達成見込み、ブランド強化による粗利率の大幅改善などで24年最新の通期見通しが従来の中計を超過する見通しであることから、目標数値を上方修正したという。
■関東電化工業 <4047> 974円 +29 円 (+3.1%) 本日終値
関東電化工業<4047>は反発。18日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社エフィッシモ キャピタル マネージメントの保有割合が15.41%から16.79%に上昇したことが判明。これを受けて、思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資、ただしうち966万3500株については投資一任契約に基づく顧客資産運用のためとしており、報告義務発生日は11月12日となっている。
■ユーグレナ <2931> 434円 +11 円 (+2.6%) 本日終値
ユーグレナ<2931>が反発。18日取引終了後、再生可能燃料を製造する香港のEcoCeresとの間で持続可能な航空燃料(SAF)と次世代バイオディーゼル燃料(HVO)の日本での普及に共同で取り組んでいく基本合意書を締結したと発表した。日本の航空・運輸分野で普及を進めていく。これが買い材料視された。
株探ニュース
KADOKAWA<9468>が後場に急騰。ロイター通信が19日、ソニーグループ<6758>がカドカワの買収に向けて協議をしていると報じており、これが買いを誘ったようだ。報道では交渉が成立すれば、数週間以内に契約になると伝えている。
■GMO-FG <4051> 7,510円 +1,000 円 (+15.4%) ストップ高 本日終値
GMOフィナンシャルゲート<4051>が急反発。18日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。上限を7万4000株(発行済み株数の0.88%)、または5億円としており、取得期間は11月19日から12月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にするほか、株主還元の一環として実施する。
■メタプラネット <3350> 2,295円 +301 円 (+15.1%) 本日終値
メタプラネット<3350>が続急伸。正午ごろ、総額17億5000万円のビットコインを追加購入したと発表しており、好材料視された。購入枚数は124.117ビットコインで、平均購入価格は1ビットコイン当たり1409万9600円。今回の追加購入により、同社のビットコイン保有枚数は1142.287ビットコインとなる。
■日本製鋼所 <5631> 6,499円 +673 円 (+11.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位
日本製鋼所<5631>が商いを膨らませ急騰。トランプ効果で防衛関連セクターに循環物色の動きが再燃しており、東京市場では三菱重工業<7011>を中軸に関連銘柄への投資資金攻勢が顕著となっている。そのなか、「日製鋼は産業機械事業で防衛関連機器が想定以上に好調で、受注高も積み上がっていることから、機関投資家とみられる大口の資金流入が観測される」(中堅証券ストラテジスト)という。第2次石破政権も国防族で固められていることに変わりはなく、防衛予算拡大の流れに乗る中核銘柄として注目度が高まり、12%近い上昇で一気に年初来高値更新を果たした。
■ゼンショHD <7550> 9,074円 +759 円 (+9.1%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位
ゼンショーホールディングス<7550>が大幅高で5日続伸し年初来高値を更新。18日の取引終了後、牛丼チェーン「すき家」が11月22日午前9時から一部商品の価格を値上げすると発表しており、好材料視された。値上げするのは、主力の牛丼の「並盛」をはじめ「中盛」「大盛」など。国産米の価格高騰などに対応するためで、牛丼の値上げは4月以来約7カ月ぶりとなる。
■チェンジHD <3962> 1,385円 +85 円 (+6.5%) 本日終値
チェンジホールディングス<3962>が後場急上昇。この日午後、傘下のチェンジがエンゲージメント向上支援サービスを手掛けるバヅクリ(東京都港区)と共同で従業員エンゲージメント強化サービスを開発し、提供を開始したと発表したことが好感された。新サービスは、協業における第1弾として新卒採用を進める取引先企業と内定者間の関係構築を支援するもので、既存社員との対話を通じて社内文化や仕事内容への理解を深めることに加え、短期・中長期のキャリアイメージのすり合わせや、内定者がコミュニケーションスキルを学びながらチームビルディングを体感できるプログラムを提供。また、人生観や価値観の共有を通じた深い相互理解の促進や、人狼ゲームや脱出ゲームといった「あそび」体験を通じて内定者同士のつながりを強化することで、採用後のスムーズな定着と活躍をサポートする。両社は今後も協業を深め、従業員エンゲージメント強化を支援することで、企業や団体の内定辞退率の改善と入社後の早期活躍に貢献するとしている。
■森永製菓 <2201> 2,700円 +108.5 円 (+4.2%) 本日終値
森永製菓<2201>は大幅高。今月13日にマドを開けて急落したが、きょうは滞留出来高のない真空地帯を一気に駆け上がる異色の戻り足をみせた。同社が18日取引終了後に発表した株主還元策にマーケットの耳目が集まった。発行済み株式数の4.68%にあたる420万株、金額ベースで100億円を上限に自社株買いを発表、今朝の東証の自己株式立会外取引で実施する。このうち250万株あまりを証券会社経由で一度に大量取得するASR(加速型自社株買い)という手法を活用することも注目を呼び、これを材料視する形で投資資金が流入した。
■アシックス <7936> 2,793円 +84 円 (+3.1%) 本日終値
アシックス<7936>が後場急上昇。午後1時ごろ、中期経営計画2026のアップデートを行ったと発表。財務指標の目標を引き上げたことが好感された。営業利益の目標を従来の800億円以上から1300億円以上へ、売上高年平均成長率を7~10%から10%前後へ引き上げ、ROA(総資産利益率)を10%前後から15%前後へと引き上げた。スポーツスタイル、オニツカタイガーの営業利益が大幅拡大し、パフォーマンスランニングフットウェアが堅調に推移していることや、日本、北米、欧州における早期達成見込み、ブランド強化による粗利率の大幅改善などで24年最新の通期見通しが従来の中計を超過する見通しであることから、目標数値を上方修正したという。
■関東電化工業 <4047> 974円 +29 円 (+3.1%) 本日終値
関東電化工業<4047>は反発。18日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、旧村上ファンド関係者が運営する投資会社エフィッシモ キャピタル マネージメントの保有割合が15.41%から16.79%に上昇したことが判明。これを受けて、思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資、ただしうち966万3500株については投資一任契約に基づく顧客資産運用のためとしており、報告義務発生日は11月12日となっている。
■ユーグレナ <2931> 434円 +11 円 (+2.6%) 本日終値
ユーグレナ<2931>が反発。18日取引終了後、再生可能燃料を製造する香港のEcoCeresとの間で持続可能な航空燃料(SAF)と次世代バイオディーゼル燃料(HVO)の日本での普及に共同で取り組んでいく基本合意書を締結したと発表した。日本の航空・運輸分野で普及を進めていく。これが買い材料視された。
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