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東証グロース市場250指数先物概況:米金利上昇やエヌビディア納入遅延警戒で安値引け


11月18日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比9pt安の611pt。なお、高値は618pt、安値は611pt、日中取引高は2855枚。先週末の米国市場のダウ平均は続落。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt安の612ptからスタートした。米株安の影響を受け、朝方から軟調に推移。米金利の上昇で新興市場から資金が流出しているとの見方が強まる中、米エヌビディアのAI処理向け半導体新製品の納入遅延リスクが警戒され、投資家心理が後退。25日移動平均線や日足パラボリックが陰転するSAR-L水準は死守したものの、終日売り優勢の展開となった。トランプ次期政権による関税引き上げ懸念も再燃し、本日の安値となる611ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ジーエヌアイ<2160>やインテグラル<5842>などが下落した。
《SK》

 提供:フィスコ

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