井関農機---3Qは減収なるも欧州向けが堅調に推移
井関農機<6310>は14日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.3%減の1,285.79億円、営業利益が同14.0%減の31.09億円、経常利益が同24.7%減の29.17億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が5.30億円(前年同期は20.79億円の利益)となった。
国内売上高は前年同期比3.3%減の836.27億円となった。主に農機製品及び施設工事で減少となったが、補修用部品や修理整備等のメンテナンス収入は堅調に推移した。
海外売上高は同3.2%減の449.51億円となった。北米はコンパクトトラクタ市場が弱含みに推移、アジアはアセアン・韓国で需要軟調となった。一方、欧州は景観整備向け製品と仕入商品の売上が堅調に推移した。
2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比同等の1,700.00億円、営業利益が同11.3%減の20.00億円、経常利益が同52.2%減の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失は31.00億円とする7月18日公表の修正計画を据え置いている。
《AK》
提供:フィスコ