東京為替:ドル・円は反落、夕方に156円割れ
15日の東京市場でドル・円は反落。仲値にかけて国内勢のドル買いが強まり、一時156円75銭まで値を上げた。ただ、日本の円安牽制をきっかけにドルに利益確定売りが強まり下げに転じた。午後は米10年債利回りの低下でドル売りに振れ155円70銭まで下落した。
・ユーロ・円は165円03銭から164円34銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0523ドルから1.0563ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,749.56円、高値39,101.64円、安値38,642.91円、終値38,642.91円(前日比107.21円高)
・17時時点:ドル円155円70-80銭、ユーロ・円164円30-40銭
【経済指標】
・日・7-9月期GDP1次速報:前期比年率+0.9%(予想:+0.7%、4-6月期:+2.2%←+2.9%)
・中・10月鉱工業生産:前年比+5.3%(予想:+5.6%、9月:+5.4%)
・中・10月小売売上高:前年比+4.8%(予想:+3.8%、9月:+3.2%)
・英・7-9月期GDP速報値:前年比+1.0%(予想:+1.0%、4-6月期:+0.7%)
・英・9月鉱工業生産:前月比-0.5%(予想:+0.1%、8月:+0.5%)
・英・9月貿易収支:-163.21億ポンド(予想:-158億ポンド、8月:-152.12億ポンド←-150.60億ポンド)
【要人発言】
・加藤財務相
「足元の為替は一方的、急激な動きもみられる」
「為替市場の動向を極めて高い緊張感をもって注視」
「為替の行き過ぎた動きには適切な対応をとっていく」
「米為替報告書では、引き続き適切な対応をはかっていく」
《TY》
提供:フィスコ