話題株ピックアップ【昼刊】:インフォR、TOYO、メルカリ
■Lドリンク <2585> 2,347円 +400 円 (+20.5%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ライフドリンク カンパニー<2585>がストップ高の水準となる前営業日比400円高の2347円に買われた。13日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.7%増の240億8700万円、最終利益が同5.6%増の20億8300万円となった。同社は4~6月期において最終利益は同10%減となっていたが、7~9月期の最終利益は同20%増となっており、好感されたようだ。既存工場の稼働率が向上したほか、御殿場工場の生産が始まったことなどが寄与し、生産数量が増加した。価格改定の効果もあって、同工場の固定費やM&Aに関連した費用を補って増益につなげた。あわせて同社は、連結子会社の0ビバレッジが、富士山の天然水山中湖(山梨県山中湖村)などと、ナチュラルミネラルウォーター製造事業の譲り受けに合意したと発表している。対象事業の直近の業績や取得価格は非開示としている。
■INFORICH <9338> 4,480円 +700 円 (+18.5%) ストップ高 11:30現在
INFORICH<9338>は急騰。スマートフォン向けモバイルバッテリーのシェアリングサービスを展開しており、国内で約8割とニッチトップの実力をいかんなく発揮し、足もとの業績も急速な伸びを示している。バッテリースタンドはコンビニエンスストアや携帯ショップ、駅、空港などに設置されるが、国内では4万5000台強に達している。また、グローバル展開にも余念がなく、海外での売り上げも増加している。13日取引終了後に発表した24年12月期第3四半期決算は営業利益が前年同期比4.3倍の11億1200万円と急拡大しており、これをサプライズ視する買いを呼びこんだ。
■アズーム <3496> 6,720円 +1,000 円 (+17.5%) ストップ高 11:30現在
13日に決算を発表。「今期経常は36%増で6期連続最高益、15円増配へ」が好感された。
アズーム <3496> [東証G] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。24年9月期の連結経常利益は前の期比42.8%増の18.2億円に伸び、25年9月期も前期比36.3%増の24.9億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。12期連続増収、6期連続増益になる。
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■TOYO TIRE <5105> 2,465.5円 +282.5 円 (+12.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
TOYO TIRE<5105>が大幅に3日続伸となっている。同社は13日取引終了後、24年12月期通期の連結業績予想と配当計画を修正したことが買い手掛かりとなっているようだ。通期の売上高予想は従来通り5600億円(前期比1.3%増)で据え置いた一方、営業利益予想は従来の810億円から860億円(同11.8%増)に上方修正。主力のタイヤ事業が堅調に推移していることが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比5円増額の60円にすることも発表。これにより、中間配50円とあわせた年間配当は110円(前期は100円)となる。
■メルカリ <4385> 1,933円 +130 円 (+7.2%) 11:30現在
メルカリ<4385>が高い。香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントが13日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、メルカリ株の保有割合が5.37%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入っている。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」とし、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。報告義務発生日は11月6日。
■ラクス <3923> 2,155円 +139 円 (+6.9%) 11:30現在
13日に決算を発表。「今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も0.2円増額」が好感された。
ラクス <3923> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の46.6億円に急拡大した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3.9円→4.1円(前期は2.35円)に増額修正した。
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■ミツバ <7280> 876円 +48 円 (+5.8%) 11:30現在
13日に決算を発表。「上期経常は一転3%増益で上振れ着地」が好感された。
ミツバ <7280> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.9%増の87.8億円となり、従来の12.1%減益予想から一転して増益で着地。
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■NITTOKU <6145> 1,881円 +95 円 (+5.3%) 11:30現在
13日に発表した「6.6%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の6.6%にあたる120万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から25年2月13日まで。
13日に発表した「田中電子工業と業務提携」が買い材料。
■上組 <9364> 3,395円 +171 円 (+5.3%) 11:30現在
13日に決算を発表。「今期経常を一転微増益に上方修正」が好感された。
上組 <9364> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.2%増の186億円に伸び、従来の7.7%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の327億円→342億円(前期は341億円)に4.6%上方修正し、一転して0.04%増益見通しとなった。
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同時に発表した「5.07%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の5.07%にあたる540万株(金額で170億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から25年2月14日まで。
■ユーザーローカル <3984> 2,013円 +98 円 (+5.1%) 11:30現在
13日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は22%増益で着地」が好感された。
ユーザーローカル <3984> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第1四半期(7-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.3%増の5億円に伸び、通期計画の18.4億円に対する進捗率は27.3%となり、5年平均の24.6%とほぼ同水準だった。
⇒⇒ユーザーローカルの詳しい業績推移表を見る
同時に発表した「1.11%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.11%にあたる18万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から25年1月31日まで。
■サンマルク <3395> 2,442円 +99 円 (+4.2%) 11:30現在
サンマルクホールディングス<3395>が大幅続伸している。13日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高329億4700万円(前年同期比4.6%増)、営業利益18億2600万円(同92.6%増)、純利益16億7200万円(同3.2倍)となり、従来予想の営業利益13億円を大きく上回って着地したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症の影響の収束に伴う経済活動の回復による来客者数の増加が想定を上回ったことに加えて、業態のブラッシュアップや店舗運営効率の改善をはじめとする既存店売り上げの回復に向けた取り組みが奏功。原材料・エネルギー価格の高騰や円安の影響はあったものの、既存店売り上げの回復による固定費負担の減少や適切なコストコントロールの実施により大幅増益となった。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高640億円(前期比0.9%減)、営業利益30億円(同14.5%増)、純利益21億円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
■東映 <9605> 5,260円 +210 円 (+4.2%) 11:30現在
東映<9605>が3日ぶりに反発している。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1560億円から1716億円(前期比0.1%増)へ、営業利益を244億円から318億円(同8.4%増)へ、純利益を108億円から134億円(同4.1%減)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。アニメ関連で、国内外の配信権販売・版権事業が期初見込みを上回り好調に推移していることが要因としている。
■三菱UFJ <8306> 1,808.5円 +22.5 円 (+1.3%) 11:30現在
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは頑強な値動きながら上値も重い展開。前日の米債券市場では長期債が売られ、米10年債利回りは4.4%台後半に上昇、国内でも新発10年債利回りが前日は1.04%台まで上昇するなど日米で金利上昇傾向が強まっている。メガバンクにとっては運用環境の改善が追い風材料となる。一方、メガバンク3社はきょう決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から強弱観が対立し上値を積極的に買い進む動きもみられない。
■ビジョン <9416> 1,363円 +300 円 (+28.2%) ストップ高買い気配 11:30現在
ビジョン<9416>は朝方から買いが殺到しストップ高の1363円水準でカイ気配となっている。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高261億1100万円(前年同期比9.0%増)、営業利益43億1700万円(同16.1%増)、純利益28億6900万円(同14.1%増)と2ケタ増益で着地したことが好感されている。前期に東京空港検疫所支所などで新型コロナウイルス対策の支援業務やPCR検査サービスを提供した反動があるものの、グローバルWi‐Fi事業で法人需要が堅調に推移したことや無制限プランの選択率が高水準で推移していることが売上高を牽引。情報通信サービス事業でOA機器と移動体通信機器の販売や電気の取り次ぎが好調に推移したことも寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高361億4500万円(前期比13.6%増)、営業利益57億700万円(同33.3%増)、純利益37億9700万円(同25.5%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、24年12月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されている。300株以上を保有する株主には既存の優待券に加え、QUOカード1万5000円分を年2回贈呈する。
■UTグループ <2146> 2,137円 -500 円 (-19.0%) ストップ安 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
UTグループ<2146>がストップ安の2137円に売られている。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2150億円から1831億円(前期比9.6%増)へ、営業利益を136億円から65億円(同30.4%減)へ、純利益を130億円から81億円(同27.3%増)へ下方修正し、あわせて年間配当予想を164円81銭から102円66銭へ引き下げたことが嫌気されている。中核であるマニュファクチャリング事業、エリア事業ともに技術職社員数が計画未達となったことを主因として、上期売上高が計画を下振れたことに加えて、下期の需要動向について、半導体関連では当初計画に織り込んだ下期の回復ペースよりも人材需要が鈍くなることが想定されることや、自動車関連では生産調整の影響が波及し、下期の増員需要も当初計画を下回って推移する見込みであることが響くとみられることなどを織り込んだ。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高893億9700万円(前年同期比8.8%増)、営業利益36億400万円(同31.2%減)だった。純利益は関係会社株式売却益の計上などで64億1100万円(同81.3%増)だった。
■サンアスタ <4053> 643円 +100 円 (+18.4%) ストップ高 11:30現在
Sun Asterisk<4053>はストップ高。13日取引終了後、取得上限100万株(自己株式を除く発行済み株数の2.63%)、または7億円とする自社株買いの実施を発表した。あわせて株主優待制度の新設を明らかにし、これらが好感され買いを呼び込んでいる。株主優待については600株以上を保有する株主を対象に保有株数に応じ、特設ウェブサイトで利用できるポイントを贈呈する。基準日は毎年12月末。あわせて、24年12月期連結業績予想の下方修正を発表。売上高を150億6100万円から136億700万円(前期比8.7%増)へ、営業利益を21億6200万円から15億円(同15.5%減)へ引き下げた。受注が不足していることが要因。
■THECOO <4255> 565円 +80 円 (+16.5%) ストップ高 11:30現在
THECOO<4255>がストップ高まで買われている。同社は13日取引終了後、24年12月期通期の単独業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の4億円の赤字から1億7000万円の赤字(前期は5億4400万円の赤字)に上方修正したことが買い手掛かりとなっているようだ。想定を下回る販売量となる見込みであることから売上高予想は45億8000万円から42億3000万円(前期比11.1%増)に引き下げたが、システム構成の適正化による通信費及びシステム関連費の削減、人員体制の見直しによる人件費のコントロール、採用関連費の抑制などによる費用の減少が損益面に寄与するとしている。
■アスア <246A> 791円 +100 円 (+14.5%) ストップ高 11:30現在
アスア<246A>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の791円に買われた。急反発で底値離脱の動きをみせている。同社は9月26日に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、物流事業者向けコンサルティングが主力。IPO後の上昇が一服した後は調整色を強めて公開価格の680円に迫りつつあった。11月13日の取引終了後に発表した25年6月期第1四半期(7~9月)の単体決算は売上高が3億6300万円で、営業利益が4500万円。決算説明資料によると前年同期比で21.3%の増収、営業利益は3.2倍となった。コンサルティング事業をはじめ全事業で増収・営業増益を果たしている。順調な成長軌道にあることが改めて示された格好となり、株価の反転攻勢を見込んだ買いが入ったようだ。
●ストップ高銘柄
元旦ビューティ工業 <5935> 1,901円 +400 円 (+26.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
セーラー広告 <2156> 504円 +80 円 (+18.9%) ストップ高 11:30現在
など、13銘柄
●ストップ安銘柄
カオナビ <4435> 1,938円 -500 円 (-20.5%) ストップ安 11:30現在
フロンティM <7038> 826円 -300 円 (-26.6%) ストップ安売り気配 11:30現在
サンウェルズ <9229> 972円 -300 円 (-23.6%) ストップ安売り気配 11:30現在
など、4銘柄
株探ニュース
ライフドリンク カンパニー<2585>がストップ高の水準となる前営業日比400円高の2347円に買われた。13日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.7%増の240億8700万円、最終利益が同5.6%増の20億8300万円となった。同社は4~6月期において最終利益は同10%減となっていたが、7~9月期の最終利益は同20%増となっており、好感されたようだ。既存工場の稼働率が向上したほか、御殿場工場の生産が始まったことなどが寄与し、生産数量が増加した。価格改定の効果もあって、同工場の固定費やM&Aに関連した費用を補って増益につなげた。あわせて同社は、連結子会社の0ビバレッジが、富士山の天然水山中湖(山梨県山中湖村)などと、ナチュラルミネラルウォーター製造事業の譲り受けに合意したと発表している。対象事業の直近の業績や取得価格は非開示としている。
■INFORICH <9338> 4,480円 +700 円 (+18.5%) ストップ高 11:30現在
INFORICH<9338>は急騰。スマートフォン向けモバイルバッテリーのシェアリングサービスを展開しており、国内で約8割とニッチトップの実力をいかんなく発揮し、足もとの業績も急速な伸びを示している。バッテリースタンドはコンビニエンスストアや携帯ショップ、駅、空港などに設置されるが、国内では4万5000台強に達している。また、グローバル展開にも余念がなく、海外での売り上げも増加している。13日取引終了後に発表した24年12月期第3四半期決算は営業利益が前年同期比4.3倍の11億1200万円と急拡大しており、これをサプライズ視する買いを呼びこんだ。
■アズーム <3496> 6,720円 +1,000 円 (+17.5%) ストップ高 11:30現在
13日に決算を発表。「今期経常は36%増で6期連続最高益、15円増配へ」が好感された。
アズーム <3496> [東証G] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。24年9月期の連結経常利益は前の期比42.8%増の18.2億円に伸び、25年9月期も前期比36.3%増の24.9億円に拡大を見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。12期連続増収、6期連続増益になる。
⇒⇒アズームの詳しい業績推移表を見る
■TOYO TIRE <5105> 2,465.5円 +282.5 円 (+12.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位
TOYO TIRE<5105>が大幅に3日続伸となっている。同社は13日取引終了後、24年12月期通期の連結業績予想と配当計画を修正したことが買い手掛かりとなっているようだ。通期の売上高予想は従来通り5600億円(前期比1.3%増)で据え置いた一方、営業利益予想は従来の810億円から860億円(同11.8%増)に上方修正。主力のタイヤ事業が堅調に推移していることが主な要因だとしている。また、期末配当を従来計画比5円増額の60円にすることも発表。これにより、中間配50円とあわせた年間配当は110円(前期は100円)となる。
■メルカリ <4385> 1,933円 +130 円 (+7.2%) 11:30現在
メルカリ<4385>が高い。香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントが13日付で関東財務局に提出した大量保有報告書で、メルカリ株の保有割合が5.37%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて思惑的な買いが入っている。保有目的は「ポートフォリオ投資および重要提案行為」とし、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としている。報告義務発生日は11月6日。
■ラクス <3923> 2,155円 +139 円 (+6.9%) 11:30現在
13日に決算を発表。「今期経常を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も0.2円増額」が好感された。
ラクス <3923> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の46.6億円に急拡大した。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3.9円→4.1円(前期は2.35円)に増額修正した。
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■ミツバ <7280> 876円 +48 円 (+5.8%) 11:30現在
13日に決算を発表。「上期経常は一転3%増益で上振れ着地」が好感された。
ミツバ <7280> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.9%増の87.8億円となり、従来の12.1%減益予想から一転して増益で着地。
⇒⇒ミツバの詳しい業績推移表を見る
■NITTOKU <6145> 1,881円 +95 円 (+5.3%) 11:30現在
13日に発表した「6.6%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の6.6%にあたる120万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から25年2月13日まで。
13日に発表した「田中電子工業と業務提携」が買い材料。
■上組 <9364> 3,395円 +171 円 (+5.3%) 11:30現在
13日に決算を発表。「今期経常を一転微増益に上方修正」が好感された。
上組 <9364> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比7.2%増の186億円に伸び、従来の7.7%減益予想から一転して増益で着地。併せて、通期の同利益を従来予想の327億円→342億円(前期は341億円)に4.6%上方修正し、一転して0.04%増益見通しとなった。
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同時に発表した「5.07%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の5.07%にあたる540万株(金額で170億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から25年2月14日まで。
■ユーザーローカル <3984> 2,013円 +98 円 (+5.1%) 11:30現在
13日に決算を発表。「7-9月期(1Q)経常は22%増益で着地」が好感された。
ユーザーローカル <3984> [東証P] が11月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第1四半期(7-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比22.3%増の5億円に伸び、通期計画の18.4億円に対する進捗率は27.3%となり、5年平均の24.6%とほぼ同水準だった。
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同時に発表した「1.11%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
発行済み株式数(自社株を除く)の1.11%にあたる18万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月14日から25年1月31日まで。
■サンマルク <3395> 2,442円 +99 円 (+4.2%) 11:30現在
サンマルクホールディングス<3395>が大幅続伸している。13日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算が、売上高329億4700万円(前年同期比4.6%増)、営業利益18億2600万円(同92.6%増)、純利益16億7200万円(同3.2倍)となり、従来予想の営業利益13億円を大きく上回って着地したことが好感されている。新型コロナウイルス感染症の影響の収束に伴う経済活動の回復による来客者数の増加が想定を上回ったことに加えて、業態のブラッシュアップや店舗運営効率の改善をはじめとする既存店売り上げの回復に向けた取り組みが奏功。原材料・エネルギー価格の高騰や円安の影響はあったものの、既存店売り上げの回復による固定費負担の減少や適切なコストコントロールの実施により大幅増益となった。なお、25年3月期通期業績予想は、売上高640億円(前期比0.9%減)、営業利益30億円(同14.5%増)、純利益21億円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。
■東映 <9605> 5,260円 +210 円 (+4.2%) 11:30現在
東映<9605>が3日ぶりに反発している。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1560億円から1716億円(前期比0.1%増)へ、営業利益を244億円から318億円(同8.4%増)へ、純利益を108億円から134億円(同4.1%減)へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。アニメ関連で、国内外の配信権販売・版権事業が期初見込みを上回り好調に推移していることが要因としている。
■三菱UFJ <8306> 1,808.5円 +22.5 円 (+1.3%) 11:30現在
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクは頑強な値動きながら上値も重い展開。前日の米債券市場では長期債が売られ、米10年債利回りは4.4%台後半に上昇、国内でも新発10年債利回りが前日は1.04%台まで上昇するなど日米で金利上昇傾向が強まっている。メガバンクにとっては運用環境の改善が追い風材料となる。一方、メガバンク3社はきょう決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から強弱観が対立し上値を積極的に買い進む動きもみられない。
■ビジョン <9416> 1,363円 +300 円 (+28.2%) ストップ高買い気配 11:30現在
ビジョン<9416>は朝方から買いが殺到しストップ高の1363円水準でカイ気配となっている。13日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高261億1100万円(前年同期比9.0%増)、営業利益43億1700万円(同16.1%増)、純利益28億6900万円(同14.1%増)と2ケタ増益で着地したことが好感されている。前期に東京空港検疫所支所などで新型コロナウイルス対策の支援業務やPCR検査サービスを提供した反動があるものの、グローバルWi‐Fi事業で法人需要が堅調に推移したことや無制限プランの選択率が高水準で推移していることが売上高を牽引。情報通信サービス事業でOA機器と移動体通信機器の販売や電気の取り次ぎが好調に推移したことも寄与した。なお、24年12月期通期業績予想は、売上高361億4500万円(前期比13.6%増)、営業利益57億700万円(同33.3%増)、純利益37億9700万円(同25.5%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、24年12月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視されている。300株以上を保有する株主には既存の優待券に加え、QUOカード1万5000円分を年2回贈呈する。
■UTグループ <2146> 2,137円 -500 円 (-19.0%) ストップ安 11:30現在 東証プライム 下落率トップ
UTグループ<2146>がストップ安の2137円に売られている。13日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2150億円から1831億円(前期比9.6%増)へ、営業利益を136億円から65億円(同30.4%減)へ、純利益を130億円から81億円(同27.3%増)へ下方修正し、あわせて年間配当予想を164円81銭から102円66銭へ引き下げたことが嫌気されている。中核であるマニュファクチャリング事業、エリア事業ともに技術職社員数が計画未達となったことを主因として、上期売上高が計画を下振れたことに加えて、下期の需要動向について、半導体関連では当初計画に織り込んだ下期の回復ペースよりも人材需要が鈍くなることが想定されることや、自動車関連では生産調整の影響が波及し、下期の増員需要も当初計画を下回って推移する見込みであることが響くとみられることなどを織り込んだ。同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高893億9700万円(前年同期比8.8%増)、営業利益36億400万円(同31.2%減)だった。純利益は関係会社株式売却益の計上などで64億1100万円(同81.3%増)だった。
■サンアスタ <4053> 643円 +100 円 (+18.4%) ストップ高 11:30現在
Sun Asterisk<4053>はストップ高。13日取引終了後、取得上限100万株(自己株式を除く発行済み株数の2.63%)、または7億円とする自社株買いの実施を発表した。あわせて株主優待制度の新設を明らかにし、これらが好感され買いを呼び込んでいる。株主優待については600株以上を保有する株主を対象に保有株数に応じ、特設ウェブサイトで利用できるポイントを贈呈する。基準日は毎年12月末。あわせて、24年12月期連結業績予想の下方修正を発表。売上高を150億6100万円から136億700万円(前期比8.7%増)へ、営業利益を21億6200万円から15億円(同15.5%減)へ引き下げた。受注が不足していることが要因。
■THECOO <4255> 565円 +80 円 (+16.5%) ストップ高 11:30現在
THECOO<4255>がストップ高まで買われている。同社は13日取引終了後、24年12月期通期の単独業績予想を修正。営業損益の見通しを従来の4億円の赤字から1億7000万円の赤字(前期は5億4400万円の赤字)に上方修正したことが買い手掛かりとなっているようだ。想定を下回る販売量となる見込みであることから売上高予想は45億8000万円から42億3000万円(前期比11.1%増)に引き下げたが、システム構成の適正化による通信費及びシステム関連費の削減、人員体制の見直しによる人件費のコントロール、採用関連費の抑制などによる費用の減少が損益面に寄与するとしている。
■アスア <246A> 791円 +100 円 (+14.5%) ストップ高 11:30現在
アスア<246A>がストップ高の水準となる前営業日比100円高の791円に買われた。急反発で底値離脱の動きをみせている。同社は9月26日に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、物流事業者向けコンサルティングが主力。IPO後の上昇が一服した後は調整色を強めて公開価格の680円に迫りつつあった。11月13日の取引終了後に発表した25年6月期第1四半期(7~9月)の単体決算は売上高が3億6300万円で、営業利益が4500万円。決算説明資料によると前年同期比で21.3%の増収、営業利益は3.2倍となった。コンサルティング事業をはじめ全事業で増収・営業増益を果たしている。順調な成長軌道にあることが改めて示された格好となり、株価の反転攻勢を見込んだ買いが入ったようだ。
●ストップ高銘柄
元旦ビューティ工業 <5935> 1,901円 +400 円 (+26.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
セーラー広告 <2156> 504円 +80 円 (+18.9%) ストップ高 11:30現在
など、13銘柄
●ストップ安銘柄
カオナビ <4435> 1,938円 -500 円 (-20.5%) ストップ安 11:30現在
フロンティM <7038> 826円 -300 円 (-26.6%) ストップ安売り気配 11:30現在
サンウェルズ <9229> 972円 -300 円 (-23.6%) ストップ安売り気配 11:30現在
など、4銘柄
株探ニュース