東亜建がカイ気配切り上げ、大型工事の利益率改善で今期は一転最終増益の見通し
東亜建設工業<1885>がカイ気配を切り上げている。同社は11日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績と配当予想を修正した。今期の最終利益予想は27億円増額して107億円(前期比1.7%増)に見直した。減益予想から一転、最終増益を見込む。期末一括配当予想は13円50銭増額して54円に引き上げており、これらを評価した買いが集まった。
国内土木事業において複数の大型工事で利益率が改善。投資有価証券売却益の計上も寄与する。今期の売上高予想は据え置いたが、単体での受注高予想は東南アジアでの大型港湾工事を複数獲得したことなどを踏まえ上方修正した。同社は4月1日付で1株を4株に分割している。株式分割を考慮したベースで前期の期末一括配当は40円だった。9月中間期の売上高は前年同期比15.1%増の1498億1900万円、最終利益は同48.2%増の66億6700万円だった。
出所:MINKABU PRESS
国内土木事業において複数の大型工事で利益率が改善。投資有価証券売却益の計上も寄与する。今期の売上高予想は据え置いたが、単体での受注高予想は東南アジアでの大型港湾工事を複数獲得したことなどを踏まえ上方修正した。同社は4月1日付で1株を4株に分割している。株式分割を考慮したベースで前期の期末一括配当は40円だった。9月中間期の売上高は前年同期比15.1%増の1498億1900万円、最終利益は同48.2%増の66億6700万円だった。
出所:MINKABU PRESS