四電工--- 2025年3月期の業績予想の上方修正
四電工<1939>は31日、2025年3月期の業績予想の修正ならびに2024年9月30日を基準日とする剰余金の配当(中間配当)および期末配当予想の修正を発表した。
2025年3月期の業績予想については、第2四半期までの堅調な工事進捗ならびに手持ち工事の現況等を勘案し、売上高1050億円(前回予想比5.0%増)、営業利益70億円(同16.7%増)、経常利益75億円(同15.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益46億円(同15.0%増)に上方修正することとした。
剰余金の配当(中間配当)および期末配当予想の修正の理由について、2023年8月に「資本収益性の向上に向けた取り組みについて」を公表、ROEの向上にフォーカスした取り組みを進めており、この方針に基づき、今回の当期業績予想の上方修正を踏まえ、中間配当金を直近の配当予想から増額とするとともに、期末配当金の予想についても増配修正を行った。
この結果、中間配当金は90円、期末配当金は30円(株式分割前換算90円)となり、株式分割前換算の1株当たり年間配当金は、前期に比べ40円増配の180円相当となる。
なお、2024年10月1日付で普通株式1株を3株とする株式分割を行っている。
《NH》
提供:フィスコ