アートネイチャー---2Q業績や毛髪業界シェア伸長とともに新領域事業の拡充に向け事業活動を推進
アートネイチャー<7823>は30日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.7%減の211億円、営業利益が同40.1%減の11億円、経常利益が同44.2%減の10億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同48.6%減の6億円となった。
同社では、中期経営計画「アートネイチャーAdvanceプラン」2年目を迎え、同社グループの強みを活かして、さまざまな課題に挑戦し、業績や毛髪業界シェアを伸長させるとともに、新領域の事業を獲得し拡充することで、「次代を切り拓くアートネイチャー」に飛躍させるべく、事業活動を実施してきた。
男性向け売上高は前年同期比0.1%減の114億円となった。顧客定着策の推進等を実施したものの、リピート売上は前年同期比横ばい、新規売上は第1四半期の新規顧客獲得の苦戦が響いた。
女性向け売上高は同4.5%減の63億円となった。来店顧客数の増加等によりリピート売上は前年同期比増加したものの、男性向け売上高と同様に、新規顧客獲得に苦戦し、新規売上が下回った。
女性向け既製品売上高は同6.7%増の26億円となった。効果的な新規出店に加え、入居する商業施設の来店客数増加による販売数の増加等により、増収となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.0%増の450億円、営業利益が同9.7%増の29億円、経常利益が同8.3%増の29億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.2%増の15億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ