ミロク情報サービス---2Qは増収増益、サービス収入の2ケタ増収続く
ミロク情報サービス<9928>は31日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.4%増の227.49億円、営業利益は同6.0%増の29.67億円、経常利益は5.8%増の30.28億円、親会社株主に帰属する中間純利益同12.5%増の20.59億円となった。
システム導入契約売上高は前年同期比2.8%増の120.55億円となった。ハードウェア売上高は前年同期比20.6%増の26.14億円、ソフトウェア売上高は前年同期比8.3%減の59.34億円となったが、これは主力ERP製品のサブスク化が進んでサービス収入に計上された影響と見られる。ユースウェア売上高は前年同期比13.6%増の35.06億円となった。
サービス収入は同15.8%増の89.81億円と2ケタの増収となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は前年同期比1.6%増の12.96億円となった。ソフト使用料収入は、主力ERP製品のサブスク化が進み、前年同期比39.0%増の35.34億円と大幅な増収となった。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は前年同期比4.4%増の30.43億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は前年同期比7.2%増の8.33億円、サプライ・オフィス用品は前年同期比11.8%増の2.74億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.5%増の455.00億円、営業利益が同10.3%増の67.40億円、経常利益が同7.0%増の67.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.7%増の44.40億円とする期初計画を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ