日経平均は413円安、植田日銀総裁の記者会見にも関心
日経平均は413円安(13時50分現在)。日経平均寄与度では、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、東エレク<8035>などがマイナス寄与上位となっており、一方、アドバンテスト<6857>、信越化<4063>、フジクラ<5803>などがプラス寄与上位となっている。セクターでは、電気機器、輸送用機器、パルプ・紙、卸売業、精密機器が値下がり率上位、金属製品、海運業、陸運業、水産・農林業、ゴム製品が値上がり率上位となっている。
日経平均は軟調な展開となっている。昼休みの時間帯に、日銀金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたことが伝えられた。後場の取引開始時点では市場の反応は限定的だったが、今日の取引終了後に予定されている植田日銀総裁の記者会見を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きがあるようだ。また、今晩は9月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表、明日は10月の米雇用統計発表、11月5日には米大統領選の投開票と、重要イベントが控えていることも買い手控え要因となっているもよう。
《SK》
提供:フィスコ