サンワテクノス---ロジック・アンド・デザインとの資本業務提携
サンワテクノス<8137>は28日、ロジック・アンド・デザインに出資の上、資本業務提携に合意したと発表。
医療、防犯・セキュリティ、インフラなど幅広い分野で画像や映像が活用され、それらの鮮明化技術が注目されている。
ロジック・アンド・デザインは画像鮮明化技術を基礎とする独自のアルゴリズム技術のチップ(ASIC)化に成功し、これらの分野で採用を進めている。
本年1月の羽田空港での航空機衝突事故において、暗所下での航空機の動きを可視化することに成功し、テレビの報道番組でも放送された。
今回の資本業務提携により、サンワテクノスの販売機能や、マーケティング機能の活用を通じてロジック・アンド・デザインの製品をサンワテクノスの事業領域である産業用エレクトロニクス・メカトロニクス関連の装置・機器、特に防犯、インフラ、FA、車載関連業界へ展開し、両社協働によるソリューション開発、新たなビジネスモデルの開発・推進を行い、新たな価値の創出を目指す。
ロジック・アンド・デザインの鮮明化技術は、独自アルゴリズム(特許取得済)により、リアルタイム(遅延0.004秒)の鮮明化が可能、加工や予測修正は行わず、画像・映像に残る画素(ピクセル)ごとの微弱な信号変化を捉えて視える化を実現(非AI処理)、昼夜・雨霧天などによるモード変更が不要(24時間365日同じ設定での鮮明化が可能)、鮮明化処理により、AI教師データ作成の効率化や、AI解析の前処理として実績がある、といった特徴がある。
《ST》
提供:フィスコ