ティアンドエスグループ---ニーズウェルとの業務提携による半導体ビジネスの拡大
ティアンドエスグループ<4055>は29日、ニーズウェル<3992>と両社の長期的な協業関係の構築・推進を目指し、業務提携契約を締結したことを発表した。
同社グループは、あらゆる産業において、ソフトウェア技術が生み出す新たな付加価値を通じて、顧客に安心と満足、そして豊かさを提供すると共に、高度ソフトウェア技術力により顧客の課題を解決し、ソフトウェア開発を支援しており、とりわけ重電、半導体、AI等の領域のソフトウェア開発に注力し、半導体ビジネスの拠点として九州地区での展開を拡大してきた。一方、ニーズウェルは独立系のシステムインテグレータとして長年にわたり金融系システム開発を中心に幅広い業界のソフトウェア開発に携わるとともに、AI、RPAなどの技術により独自の機能を付加しながら、デジタル経済の要請に応え、企業のDXの推進を支援するさまざまなソリューション製品を提供してきた。九州地区においては長崎開発センターを設置し、多くの優秀なエンジニアを配している。
今回の業務提携は、長崎、熊本をはじめとする九州地区での半導体ビジネスに関するシステムインテグレーションを主な協業領域としており、両社の開発ノウハウとITリソースを活用した共同プロジェクト体制によってシナジーを生み出し、「既存顧客に対する対応力強化、新規顧客獲得、収益性拡大」など両社の成長戦略を促進する狙いがある。 同社は半導体ビジネスへの強みを活かして九州地区での事業拡大を目指し、ニーズウェルは長崎開発センターの人員拡大および技術ノウハウ向上を目指す。両社の長期的かつ安定的な協力関係によって、九州地区における事業基盤を強化していく。
同社の武川義浩社長は、「九州地区の半導体ビジネスは国を挙げた盛り上がりを見せており、ニーズウェル様の開発拠点との協業を通じ、半導体関連企業の情報システムニーズに、より一層の貢献ができるものと期待している。」とコメントしている。
《AK》
提供:フィスコ