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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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1814 大末建設

東証P
1,665円
前日比
-20
-1.19%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.2 0.76 5.35 29.51
時価総額 177億円
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<動意株・28日>(大引け)=ファナック、大末建など

 ファナック<6954>=堅調。前週末25日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の売上高予想はこれまでの7843億円から7878億円(前期比0.9%減)、最終利益予想は1253億円から1343億円(同0.9%増)に引き上げた。想定よりも堅調な業績推移を受けて、減益予想から一転して増益予想に修正しており、見直し買いを誘ったようだ。10月以降の下期の想定為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=150円に設定した。4~9月期の売上高は前年同期比2.7%減の3879億6200万円、最終利益は同9.4%増の699億2200万円だった。FA(ファクトリーオートメーション)部門ではインドや、補助金制度の影響で中国が好調に推移したが、ロボット部門では中国においてEV(電気自動車)関連向けが下降気味となり、同部門全体では減収となった。

 大末建設<1814>=7日ぶり反発。前週末25日の取引終了後、集計中の9月中間期連結業績について、売上高が従来予想の392億円から410億円(前年同期比13.1%増)へ、営業利益が7億9000万円から11億1000万円(同4.8倍)へ、純利益が5億1000万円から7億5000万円(同2.7倍)へ上振れて着地したようだと発表しており材料視されている。受注が好調だったことに加え、手持ち工事の進捗が順調に推移したことが要因。また、上期に予定していた投資関連の費用が下期にずれ込んだことも寄与した。

 中外製薬<4519>=一時ストップ高。同社が前週末25日取引終了後に発表した24年12月期第3四半期(1~9月)決算は最終利益が前年同期比26%増の2957億5800万円と大幅な伸びを達成、特に7~9月期は同41%増益と著しい利益成長を果たした。血友病治療薬や関節リウマチ治療薬などが海外で想定を上回る好調に推移し全体収益を押し上げている。これを受けて通期の見通しについて最終利益は期初見通しの3355億円から3880億円(前期比16%増)に増額している。今期の年間配当については従来計画の82円をいったん未定に変更しており、配当増額に対する期待も買い人気を助長している格好だ。

 プレミアグループ<7199>=急反発し年初来高値更新。前週末25日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高180億9200万円(前年同期比20.2%増)、営業利益40億5000万円(同46.6%増)、純利益27億7100万円(同34.3%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。ファイナンス事業で、自動車販売店の有料会員化による囲い込み活動が堅調に進捗しクレジット債権残高が順調に積み上がったほか、積極的な有料会員化が奏功し故障保証残高も増加した。カープレミアクラブの会費増加と各事業の費用低減効果により、営業利益以下の利益は大幅増益となった。

 ミスミグループ本社<9962>=切り返す。前週末25日取引終了後、25年3月期連結業績予想について売上高を3930億円から4012億円(前期比9.1%増)へ、営業利益を460億円から491億円(同28.0%増)へ上方修正すると発表。あわせて配当予想の増額も明らかにしており、これらが好感されている。世界的な製造業を中心とする設備投資需要の緩やかな回復傾向が追い風。配当については中間配当を16円18銭から19円83銭へ、期末配当を20円44銭から20円59銭へ引き上げた。合計で年40円42銭(前期27円47銭)となる見通し。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 

出所:MINKABU PRESS

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