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日経平均VIは低下、株価上昇で警戒感はひとまず後退


日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-1.25(低下率3.89%)の30.89と低下している。なお、今日ここまでの高値は31.36、安値は29.36。

昨日投開票が行われた衆院選で与党が過半数割れとなり、今後の政治の混乱への懸念が強まり、今日の日経225先物は下落して始まった。ただ、日経225先物は衆院選の公示日(10月15日)翌日から先週末までの8営業日で1900円下落しており、取引開始後は目先悪材料出尽くし感から上昇に転じ、その後も底堅く推移。市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがひとまず後退し、今日の日経VIは先週末の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

 提供:フィスコ

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