日経平均は21円安でスタート、三菱UFJや川崎重などが下落/寄り付き概況
日経平均 : 38960.20 (-21.55)
TOPIX : 2686.97 (-2.01)
[寄り付き概況]
10月21日の日経平均は前週末比21.55円安の38960.20円と小反落でスタート。18日の米国市場でダウ平均は36.86ドル高の43275.91ドル、ナスダックは115.94ポイント高の18489.55で取引を終了。住宅着工件数が冴えず、寄り付き後まちまち。過去最高値付近からの利益確定売りや、景気の楽観的見解の後退で、ダウは終日軟調に推移した。ナスダックは携帯端末のアップル(AAPL)や半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引したほか長期金利の低下もあって堅調に推移し、相場全体を押し上げた。終盤にかけてはダウも再びプラス圏を回復し連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の39170円。本日の日経平均は若干ながら売りが先行して始まった。ただ、その後は一時プラス圏を回復する場面もみられるなど、やや方向感に欠ける展開に。
東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、楽天G<4755>、キーエンス<6861>などが上昇している反面、三菱UFJ<8306>、川崎重<7012>、JT<2914>、三井住友<8316>などが下落。業種別では、金属製品、ゴム製品、パルプ紙などが上昇率上位で推移。
《CS》
提供:フィスコ