NY為替:FRBの慎重な利下げ観測、ドル続伸
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円62銭から149円98銭まで上昇し、149円72銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)の小幅利下げ観測を受けたドル買いが一段と強まった。また、中国の財政支援策を期待したリスク選好の円売りも優勢となった。
ユーロ・ドルは1.0927ドルへ強含んだのち、1.0888ドルまで下落し、1.0907ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が今週開催される理事会で追加利下げを実施する見込みで金利先安観にユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、163円60銭まで上昇後、163円22銭まで下落。ポンド・ドルは1.3030ドルまで下落後、1.3062ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8614フランから0.8642フランまで上昇した。
《MK》
提供:フィスコ