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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3994 マネーフォワード

東証P
4,489円
前日比
+159
+3.67%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.84 2.50
時価総額 2,458億円
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本日の注目個別銘柄:コシダカHD、トレファク、OSGなど


<9716> 乃村工芸 800 -30
大幅続落。前日に上半期決算を発表。営業利益は14.4億円で前年同期比35.0%減となり、第1四半期の10.3億円、同5.4倍から、一転して大幅減益となった。下半期に大型案件の進捗が集中するなど、売上の端境期となったもよう。人件費やIT関連費用なども増加した。一方、上半期受注高は同15.2%増、第1四半期の同4.4%減からは盛り返しており、受注残高も前年同期末比36.6%増と大幅に増加している。

<6136> OSG 1782.5 -174
大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は145億円で前年同期比2.7%増となり、通期予想は従来の230億円から190億円に下方修正した。円安のプラス効果はあるものの、需要回復が想定以上に弱く生産調整を継続しているほか、インフレによるコスト増なども収益の下振れ要因に。通期市場コンセンサスは220億円程度であったとみられ、想定以上の下方修正となる形に。

<3093> トレファク 1413 -227
急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は17.5億円で前年同期比20.5%増となったが、第1四半期の13.5億円、同30.7%増から増益率は鈍化。第1四半期に上方修正した水準で着地し、目先の出尽くし感が先行した。6-8月期は同4.8%の小幅減益に転じた。新店用在庫の確保を目的としたセンター拡張移転に伴うコスト増、人材確保を目的としたベースアップ、ドレスレンタル事業での広告投資増加などが影響。

<3697> SHIFT 15650 +1000
大幅反発。前日に24年8月期の決算を発表、営業利益は105億円で前期比8.9%減となり、従来予想レンジ116-146億円の下限も下回っている。売上下振れに伴う稼働率の低下が背景。ただ、第3四半期決算がネガティブサプライズとなったことで業績下振れは想定線、目先の悪材料出尽くし感が先行する格好に。25年8月期は135億円、前期比28.1%増の見通しとしており、今後の成長軌道回帰を意識する流れにも。

<3994> マネーフォワード 6240 +326
大幅反発。バックオフィスSaaS「マネーフォワード クラウド」の料金体系改定を発表。安定的なサービス提供を可能にする開発体制の構築、利用状況や会社規模に応じたプラン提供のため、25年2月および6月に料金体系の一部を改定する。ひとり法人プランを新設するほか、スモールビジネスプラン、ビジネスプランをそれぞれ月額2000円ずつ値上げする。25年11月期の収益押し上げ効果につながるとの期待が先行へ。

<2337> いちご 384 +22
大幅反発。前日に第2四半期決算を発表、営業利益は第1四半期の42億円、前年同期比72.6%増に対し、6-8月期は26億円、同13.3%減となったが、物件売却タイミングが減益要因で、市場想定並みの水準とみられる。不動産取得は順調として、通期予想の160億円は据え置き。一方、発行済み株式数の3.88%に当たる1700万株、60億円を上限とする自社株買いを発表、想定以上の規模と評価する動きに。

<6432> 竹内製作 4705 +325
大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は249億円で前年同期比46.5%増となり、通期予想は従来の385億円から445億円に上方修正した。ミニショベル販売減速で売上高は下方修正だが、海上運賃の減少や円安効果が収益を押し上げる。決算評価はまちまちだが、発行済み株式数の4.2%に当たる200万株、70億円を上限とする自社株買いを発表、初めての大規模自社株買いで、資本政策の改善を評価する形に。

<2157> コシダカHD 1133 +150
ストップ高。前日に24年8月期決算を発表、営業利益は102億円で前期比32.6%増となり、従来予想の92.8億円を大きく上振れた。第3四半期までで前年同期比18.3%増であったが、6-8月期は一段と増益率が高まる格好に。25年8月期は116億円で前期比13.9%増の見通し。客数を軸とした既存店の順調推移を見込むほか、新店効果も寄与するもよう。年間配当金も前期比6円増の24円を計画している。

<3382> 7&iHD 2292 -33
大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は1870億円で前年同期比22.4%減となり、従来予想の2220億円を下振れた。コンセンサスも下振れだが、先の観測報道で2000億円を下回ったもようとは伝わっていた。一方、通期予想は従来の5450億円から4030億円に下方修正した。海外コンビニ事業の不振が主な要因。業績下振れ自体は想定線だが、下方修正幅の大きさをネガティブ視する動きが先行。

<9983> ファーストリテ 54490 +3130
大幅続伸。前日に24年8月期決算を発表、営業利益は5009億円で前期比31.4%増となり、従来計画の4750億円を大きく上回った。国内外のユニクロ事業が大幅増益となり、それぞれ計画を上振れる形になった。25年8月期は5300億円で同5.8%増の見通し、中国を含め海外事業において現地通貨ベースでの大幅増益を見込んでいる。前期の上振れ分、市場コンセンサスも100億円強上回っているとみられる。

《ST》

 提供:フィスコ

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