【特集】配当利回り“3.5%超”の【最高益】リスト〔第1弾〕32社選出 <成長株特集>
オープンUP <日足> 「株探」多機能チャートより
今回は第1弾として時価総額が800億円以上の銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)本決算月にかかわらず今期の配当利回りが3.5%を上回る、(2)今期の経常利益が過去最高益を更新する見通し、といった条件を満たす32社を選び出し、配当利回りが高い順に記した。
なかでも、連続して減配していない企業は、減配リスクが少なく今後も安定した配当が期待される。日本M&Aセンターホールディングス <2127> [東証P]、MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> [東証P]、日本瓦斯 <8174> [東証P]、オープンアップグループ <2154> [東証P]、日清紡ホールディングス <3105> [東証P]、三菱食品 <7451> [東証S]、東京センチュリー <8439> [東証P]、アイカ工業 <4206> [東証P]は前期まで15期以上にわたって配当を減らしていない。
また、PBRが理論上の解散価値である1倍を下回っている、インフロニア・ホールディングス <5076> [東証P]、品川リフラクトリーズ <5351> [東証P]、愛三工業 <7283> [東証P]、野村不動産ホールディングス <3231> [東証P]、椿本チエイン <6371> [東証P]、INPEX <1605> [東証P]、みずほリース <8425> [東証P]、キッツ <6498> [東証P]、サンフロンティア不動産 <8934> [東証P]は、増配や自社株買いなど株主還元策の強化が期待できる銘柄として注目したい。
年間配当 ┌ 今期計画 ┐
コード 銘柄名 利回り 増益率 経常益 PBR 決算期
<2146> UT 6.21 43.7 13500 3.67 25. 3
<5076> インフロニア 5.14 14.7 56700 0.73 25. 3 *
<5351> 品川リフラ 5.10 0.7 15000 0.94 25. 3
<1419> タマホーム 5.03 7.2 13800 2.93 25. 5
<8892> 日エスコン 4.76 - 15000 1.38 25. 3
<6432> 竹内製作所 4.57 18.5 42000 1.26 25. 2
<2127> 日本M&A 4.56 2.9 17000 4.89 25. 3
<7994> オカムラ 4.51 1.0 26500 1.10 25. 3
<7283> 愛三工 4.46 16.3 20000 0.63 25. 3
<7944> ローランド 4.41 1.3 11300 2.32 24.12
<8020> 兼松 4.34 2.0 38000 1.15 25. 3 *
<3231> 野村不HD 4.24 1.8 100000 0.96 25. 3
<8725> MS&AD 4.18 109 871000 1.17 25. 3
<6371> 椿本チ 4.16 2.3 24000 0.75 25. 3
<8174> 日ガス 4.11 13.6 20000 3.61 25. 3
<1605> INPEX 4.08 2.3 1282000 0.52 24.12 *
<8425> みずほリース 4.02 8.1 55000 0.78 25. 3
<5334> 特殊陶 3.97 0.3 117500 1.27 25. 3 *
<8074> ユアサ商 3.91 14.4 18000 1.01 25. 3
<3076> あいHD 3.85 7.4 21317 1.56 25. 6
<7599> IDOM 3.80 25.1 19800 1.53 25. 2
<6498> キッツ 3.75 2.4 14800 0.89 24.12
<7575> 日本ライフL 3.75 4.0 11000 1.65 25. 3
<2154> オープンUP 3.74 9.9 16000 2.38 25. 6 *
<8934> サンフロ不 3.72 15.1 20000 0.95 25. 3
<3105> 日清紡HD 3.62 64.7 26000 0.58 24.12
<7451> 三菱食品 3.61 5.1 33000 1.09 25. 3
<3003> ヒューリック 3.60 4.8 144000 1.38 24.12
<7972> イトーキ 3.58 16.9 10000 1.60 24.12
<3167> TOKAI 3.57 3.0 16000 1.39 25. 3
<8439> 東京センチュ 3.52 6.6 125000 0.86 25. 3
<4206> アイカ 3.51 8.3 28300 1.28 25. 3
※経常利益の単位は百万円。増益率は前期と比べた増加率。日エスコンは前期が変則決算のため比較なし。過去最高益は同一会計基準内が対象。「*」は国際会計基準を採用する銘柄。
※配当の連続性は株式分割・株式併合を考慮した修正配当を採用。
株探ニュース