東京為替:ドル・円は軟調、夕方にかけて安値更新
7日の東京市場でドル・円は軟調。前週末の大幅高で利益確定売りが先行し、朝方に149円11銭から失速。その後は米10年債利回りの下げ渋りや日経平均株価の強含みを受けた円売りで下げ渋ったが、夕方に安値を下抜け148円13銭まで値を下げた。
・ユーロ・円は163円57銭から162円45銭まで下落。
・ユーロ・ドルは0977ドルから1.0958ドル1.まで値を下げた。
・日経平均株価:始値39,239.92円、高値39,560.78円、安値39,195.93円、終39,332.74値円(前日697.12円高)
・17時時点:ドル円148円30-40銭、ユーロ・円162円60-70銭
【経済指標】
・日・8月景気動向指数・先行速報値:106.7(予想:107.2、7月:109.3)
・独・8月製造業受注:-5.8%(前月比予想:-1.8%、7月:+3.9%←+2.9%)
【要人発言】
・石破首相
「金融所得課税の強化、具体的に検討はしていない」
「政府・日銀は共同声明に沿って引き続き連携を確認」
「現時点で日銀との共同声明を見直すことは考えていない」
・日銀名古屋支店長
「先行きの自動車生産は総じて高めのレベルで推移すると想定」
「個人消費の緩やかな増加基調、はっきりしてきた」
「消費者の節約志向、日常的な財では変わりなく続いている」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ECBは恐らく今月利下げを実施」
「インフレ目標のアンダーシュートに警戒する必要」
・三村財務官
「投機的な動きを含めて為替市場の動向を注視」
「市場の分析は差し控える」
《TY》
提供:フィスコ