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0020 東証 小型株

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話題株ピックアップ【夕刊】(3):バイク王、OTS、メタプラ

■バイク王&カンパニー <3377>  508円  +80 円 (+18.7%) ストップ高   本日終値
 バイク王&カンパニー<3377>が急騰。同社は中古バイクの買い取り最大手でリテール販売も手掛ける。足もとの業績は好調な推移をみせており、前週末4日取引終了後に発表された24年11月期第3四半期(23年12月~24年8月)決算は営業損益が2億8000万円の黒字に浮上、同時に通期計画の1億2000万円を超過した。これを材料視する買いを呼び込む格好となった。株価は前週末まで6連騰と気を吐いていたが、大勢トレンドは依然として大底圏で上値余地が意識されやすい。きょうは上げ足を一気に加速させる格好で日足一目均衡表の雲抜けを果たし、テクニカル的にも上昇転換を示唆する動きとなっている。

■オンコセラピ <4564>  41円  +3 円 (+7.9%)  本日終値
 オンコセラピー・サイエンス<4564>が高い。この日の寄り前、医薬基盤・健康・栄養研究所(NIBIOHN:ニビオン)と「AIを活用した創薬基盤の開発と応用」について共同研究契約を締結したと発表しており、好材料視された。同共同研究は、NIBIOHNが有するAIを活用した創薬基盤技術によってOTSの独自化合物情報を解析し、新たな創薬に結びつく化合物を探索することが目的。また、NIBIOHNの深層学習技術にOTSの化合物情報を利用して、化合物構造に基づいて活性・物性を高速に評価する方法を開発し、更に大規模なライブラリからの有用化合物の検出を目指す。なお、同件による業績への影響は現時点では軽微としている。

■メタプラネット <3350>  988円  +72 円 (+7.9%)  本日終値
 メタプラネット<3350>が後場上げ幅を拡大。正午ごろ、総額10億円のビットコインを追加購入したと発表しており、好材料視された。購入枚数は108.786ビットコインで、平均購入価格は1ビットコイン当たり919万2359円。なお、ビットコイン保有枚数は639.503ビットコインとなる。

■アライドHD <6835>  103円  +7 円 (+7.3%)  本日終値
 アライドテレシスホールディングス<6835>が大幅高。傘下のアライドテレシスは4日、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)と産業分野におけるセキュリティービジネスで協業すると発表。今後の展開などが期待されているようだ。この協業により、両社の製品を連携させ、産業分野の顧客が安心して制御システム環境を稼働できる産業サイバーセキュリティー対策機能の開発・提供を行う構え。今後も互いの持つ技術やサービスを活用し、産業分野におけるセキュリティービジネス強化、ASEANを中心とした日系企業に向けた海外展開を目指して、一層の連携を進めるとしている。

■アソインターナショナル <9340>  1,446円  +94 円 (+7.0%)  本日終値
 アソインターナショナル<9340>が動意。午後1時ごろ、子会社フォレスタデント・ジャパンが、3Dプリンター製造やソフトウェア開発を手掛ける米LuxCreoと日本におけるMAH(製造販売業者)契約締結に向けた基本合意契約書を締結すると発表した。これが手掛かりとなったようだ。

■eWeLL <5038>  1,752円  +91 円 (+5.5%)  本日終値
 eWeLL<5038>が5日ぶりに大きく切り返す展開。同社は訪問看護ステーション向け業務全般にわたるソリューションをSaaS型で提供するクラウドサービス企業で、在宅医療分野のニーズを捉えている。契約数は増加の一途で業績成長力の高さが際立つ。株価は9月下旬以降、上値の重い展開だったが、目先売り一巡感から見直しムードに。23年12月期の31%増益に続き、24年12月期は前期比22%増の11億1100万円と大幅最高益更新が続く見通しで、好業績を評価する買いを呼び込んだ。

■グリッド <5582>  2,814円  +144 円 (+5.4%)  本日終値
 グリッド<5582>が急騰。12%高の2988円まで駆け上がり、前週2日につけた戻り高値2954円を払拭、6月7日ザラ場以来となる3000円大台復帰を指呼の間に捉えた。同社は電力の需給計画や海運の配船、物流といった社会インフラに絡む分野でAI技術を活用した計画最適化システムを手掛けている。AIエンジンの開発及びAIエンジン搭載のシステム実装、更に保守・運用サポートまでをワンストップで提供するAI関連の新星として見直し人気に乗っている。ここ数年来の業績変化率は目を見張るものがあり、営業利益は23年6月期の3倍化、24年6月期の76%増益に続き、25年6月期も前期比10%増の4億円と2ケタ成長を続ける見込み。生成AI市場の急拡大を背景に世界的にデータセンター(DC)の増設ラッシュとなるなか、増設に伴う電力需要の増加とその調整力に対するニーズも強まっており、同社の活躍余地に視線が集まっている。

■プロシップ <3763>  1,667円  +83 円 (+5.2%)  本日終値
 プロシップ<3763>が続伸。午前11時ごろ、25年3月期から累進配当を導入すると発表しており、好材料視された。累進配当とは、配当額を原則として減配せず、維持または増配する方針のこと。配当方針を変更し、配当性向40%以上を継続することに加えて、累進配当を継続して実施するとしたのに伴うもので、24年3月期、25年3月期の増配基調を継続するとしている。なお、25年3月期配当予想は52円(前期50円)としている。

■ヘッドウォータース <4011>  10,500円  +470 円 (+4.7%)  本日終値
 ヘッドウォータース<4011>が急反発。4日の取引終了後、大和証券グループ本社<8601>子会社の大和証券と協働し、顧客からの問い合わせに応対する「大和証券AIオペレーター」を開発したと発表しており、好材料視された。同サービスは、大和証券が最先端テクノロジーである生成AIを活用した顧客体験(CX)の変革を実現するために、ヘッドウォ子会社のヘッドウォータースコンサルティング、大和総研(東京都江東区)、NEC<6701>及びQUICK(東京都中央区)と協働で開発。ログイン手続きやNISA関連の一般的な内容、株価などのマーケット情報などの問い合わせに対して、AIオペレーターが音声による会話形式の応答で、顧客を待たせることなく、すぐに対応する。

■INTLOOP <9556>  5,550円  +240 円 (+4.5%)  本日終値
 INTLOOP<9556>が高い。前週末4日取引終了後、AI開発企業のオルツ<260A>との、AIクローン技術を活用したHR・コンサルティングソリューションの創出を目的とした提携を発表した。イントループが持つフリーランスネットワークとコンサルタントを中心とする高度人材の知見と、オルツが持つAIクローン技術を融合する。これが材料視された。

●ストップ高銘柄
 One中国5 <2553>  42,400円  +20,000 円 (+89.3%) ストップ高   本日終値
 iFEGBA <2629>  10,510円  +4,000 円 (+61.4%) ストップ高   本日終値
 iFE科創板 <2628>  7,500円  +2,805 円 (+59.7%) ストップ高   本日終値
 コラボス <3908>  413円  +80 円 (+24.0%) ストップ高   本日終値
 セーラー広告 <2156>  772円  +100 円 (+14.9%) ストップ高   本日終値
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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