東京為替:ドル・円は堅調、円売り継続で
3日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、146円29銭から147円23銭まで値を上げた。日銀の金融正常化期待は大きく後退し、日経平均株価は前日終値から急伸。それを受けたリスク選好的な円売りが続き、ドルなど主要通貨を押し上げている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円29銭から147円23銭、ユーロ・円は161円62銭から162円49銭、ユーロ・ドルは1.1035ドルから1.1049ドル。
【経済指標】
・豪・8月貿易収支:+56.44億豪ドル(予想:+55億豪ドル、7月:+56.36億豪ドル←+60.09億豪ドル)
【要人発言】
・林官房長官
「植田日銀総裁は石破首相から具体的な要望はなかったと述べた、と承知」
・野口日銀審議委員
「賃金上昇に伴いながら物価2%での安定を見極めながら、緩和を調整」
「市場とはコミュニケーション上の努力が必要不可欠」
「物価2%目標と整合的マインドセット、社会全体で確立するまで相応の時間」
「サービス価格の上昇基調、極めて画期的」
「実質賃金は足元でプラス、今後は個人消費も拡大基調が明確に」
《TY》
提供:フィスコ