日経平均は969円高、寄り後は上げ幅拡大
日経平均は969円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が小幅ながら上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=146円50銭台と、昨日15時頃と比べ2円80銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価支援要因となった。さらに、日経平均は昨日800円を超す下げとなったことから押し目買いも入りやすかった。テクニカル面では、日経平均は37,800円強に位置する200日移動平均線が下値支持線となるとの見方があった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことが東京市場の株価の重しとなった。また、引き続き中東の地政学リスクの高まりが投資家心理を委縮させたが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は上げ幅を拡大している。
《SK》
提供:フィスコ