東京為替:ドル・円はしっかり、145円台に浮上
26日の東京市場でドル・円はしっかり。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測でドル売りが先行し、朝方に144円44銭まで下落。その後は日経平均株価の急伸で円売りにより145円台に。午後は伸び悩んだが、夕方に145円16銭まで値を上げた。
・ユーロ・円は160円85銭から161円84銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1129ドルから1.1157ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,266.79円、高値38,925.63円、安値38,240.65円、終値38,925.63円(前日比1,055.37円高)
・17時時点:ドル円145円00-10銭、ユーロ・円161円40-50銭
【金融政策】
・スイス中銀が政策金利を0.25ポイント引き下げ
【要人発言】
・スイス国立銀行(声明)
「さらなる利下げが必要になる可能性」
「必要に応じて外為市場で積極的に活動する用意」
「2024年のインフレ率を前年比+1.3%から+1.2%に下方修正」
「フランの上昇、原油価格の下落、来年1月の電気料金引き下げが背景」
・日銀金融政策決定会合議事要旨(7月30-31日分)
「経済・物価の反応を確認しつつ適時・段階的に利上げが必要」(ある委員)
「長く短期金利引き上げをせず、中立金利の水準を巡る不確実性が大きい」(同)
「中立金利は最低1%、急ピッチの利上げ避け適時・段階的に」(同)
「金融正常化が自己目的になってはならない」(1人の委員)
【経済指標】
・特になし
《TY》
提供:フィスコ