NY為替:米9月消費者信頼感指数は予想以上に悪化、ドル反落
24日のニューヨーク外為市場でドル・円は144円20銭まで上昇後、143円11銭まで下落し、143円17銭で引けた。日本の早期追加利上げ観測の後退で円売り、米8月シカゴ連銀全米活動指数が予想外のプラスに改善、9月連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げに反対票を投じたボウマンFRB理事がインフレリスクに言及し、米債利回り上昇でドル買いが優勢となった。その後、9月消費者信頼感指数や9月リッチモンド連銀製造業指数が予想を下回ったため長期金利が低下に転じるとドル売りが加速。その後、低調な米2年債入札結果を受け、ドル売りも後退した。
ユーロ・ドルは1.1130ドルから1.1179ドルまで上昇し、1.1178ドルで引けた。ユーロ・円は、160円59銭へ上昇後、159円95銭まで反落。ポンド・ドルは1.3368ドルまで反落後、1.3416ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.8486フランから0.8431フランまで下落した。
《MK》
提供:フィスコ