マクセル---医療機器向け一次電池の増産のため小野事業所に50億円投資
マクセル<6810>は13日、同社小野事業所(兵庫県小野市)の生産設備増強と建屋増築のため約50億円を投資すると発表。今後需要拡大が見込まれる医療機器向け一次電池の増産を図るとし、2027年度中をめどに医療機器向け一次電池の生産能力を現在(※2024年7月時点)から約2倍に増強するとしている。
同社の小野事業所は、主にアルカリボタン電池や酸化銀電池、コイン形リチウム電池 等の一次電池を生産しており、これらは小型医療機器に使用されている。今後医療機器向けの一次電池はグローバルで需要拡大が見込まれるとしている。
今回の投資は、6月5日公表の中期経営計画MEX26の期間中の約350億円の成長投資の一環とのことだ。同社は今後も多様なニーズに応える信頼性の高い電池を提供し、社会の発展に貢献するとしている。
《ST》
提供:フィスコ