笑美面がS安ウリ気配、5~7月期は減益で着地し業績下振れ懸念
笑美面<9237>がストップ安の水準となる前営業日比500円安の2077円でウリ気配となっている。前週末13日の取引終了後、24年10月期第3四半期累計(23年11月~24年7月)の単体決算を発表。営業収益は前年同期比52.2%増の8億7900万円、経常利益は同34.3%増の9200万円、最終利益は同8.5%増の7200万円となった。9カ月間では増収増益となったが、直近3カ月間の5~7月期では減益で着地した。経常利益の通期計画に対する進捗率は約53%にとどまっており、業績の下振れを懸念した売りが膨らんだようだ。5~7月期は収益性の高いシニアホーム運営コンサルティングの積み上げ効果が限られた。人件費の増加も利益を圧迫する要因となったが、同社は主力のシニアライフサポート部門では人員などの観点で下期偏重の予算となっていたと指摘。シニアホーム開設コンサルティングの8~10月期のパイプラインの積み上げは順調だとし、期初計画に対してインラインで着地する見込みを示している。
出所:MINKABU PRESS
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