<注目銘柄>=カバー、底値圏もみ合いから上放れ期待
カバー<5253>の2000円を割り込んだ水準は底値買いの好機とみたい。同社はVTuberのキャラクターIP開発や、VTuberプロダクション(ホロライブプロダクション)を運営しており、チャンネル登録者数は前期末時点で日本国内が5427万人、海外が2991万人に達している。25年3月期業績は営業利益段階で前期比32%増の73億円と大幅ピーク利益更新基調が続く見通し。なお、第1四半期(24年4~6月)の営業利益は減益(前年同期比7%減)だったものの、収益は下期に書き入れ時を迎える傾向があり、大勢への影響は限定的だ。
株価は7月17日ザラ場に2260円の戻り高値を形成後、下値模索の展開を強いられたが、時価は既に底が入った状態にある。上向きに変わった25日移動平均線をサポートラインにもみ合い上放れの機をうかがう。また、東証プライム市場への区分変更に向けた準備を行っていることを5月中旬に発表していることも考慮すれば、中期視野で時価は上値余地が大きいと判断される。(桂)
出所:MINKABU PRESS
株価は7月17日ザラ場に2260円の戻り高値を形成後、下値模索の展開を強いられたが、時価は既に底が入った状態にある。上向きに変わった25日移動平均線をサポートラインにもみ合い上放れの機をうかがう。また、東証プライム市場への区分変更に向けた準備を行っていることを5月中旬に発表していることも考慮すれば、中期視野で時価は上値余地が大きいと判断される。(桂)
出所:MINKABU PRESS