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外為サマリー:142円80銭前後で推移、日経平均の大幅反発でドル高も

 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円83銭前後と前日午後5時時点に比べ1円40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=157円43銭前後と同1円30銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時時点では142円60銭前後で推移し、その後、同9時30分過ぎに142円90銭台まで上昇した。いったん軟化後、午後2時50分過ぎに再び142円90銭台まで値を上げた。前日発表された米8月消費者物価指数(CPI)はコア指数が予想を上回り、米連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ期待は後退。米長期金利が強含むなか、ドル買い・円売りが優勢となった。この日の日経平均株価が大幅反発したことも、ドル高・円安要因となった。日銀の田村直樹審議委員が、この日「26年度までの見通し期間の後半には1%程度まで政策金利を引き上げておくことが必要」と述べたことはドルの上値を抑えた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1022ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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