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日経平均は8日ぶりに反発、買戻し優勢で1200円超の大幅高/相場概況


11日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は124.75ドル高(+0.31%)の40861.71ドル、ナスダックは369.65ポイント高(+2.17%)の17395.53、S&P500は58.61ポイント高(+1.07%)の5554.13で取引を終了した。8月消費者物価指数(CPI)のコア指数が想定外に加速し大幅な利下げ期待を受けた買いが後退し、寄り付き後は下落。9月末の政府機関閉鎖リスクを警戒した売りも相場をさらに押し下げ、大幅続落となった。ただ、ゴールドマン・サックス・グループのソロモンCEOが同社主催のイベントにおいて、依然ソフトランディングを予想していると景気に楽観的見解を示したことで金融セクターの持ち直しでダウが下げ幅を縮小。ナスダックは半導体のエヌビディアなどが後押しし、上昇に転じ相場全体を支援した。終盤にかけ、ダウもプラス圏を回復し終了。

米国株の上昇や為替の円高進行一服などを受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。足元の下げに対する買戻しが先物市場で入ったとの観測から、日経平均は上げ幅を広げ、前日比1200円超の大幅高となった。明日の9月限オプション・先物特別清算指数(SQ値)を意識した売買も入り、先物主導の相場展開となった。

大引けの日経平均は前日比1213.50円高(+3.41%)の36833.27円となった。東証プライム市場の売買高は18億6465万株。売買代金は4兆2134億円。全業種が上昇したなか、電気機器、機械、非鉄金属、輸送用機器、海運業の上げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は94.3%、対して値下がり銘柄は4.6%となっている。

日経平均採用銘柄では、国内証券会社のポジティブなレポートが材料視されてIHI<7013>、UBE<4208>が買われたほか、エヌビディアの大幅高などが影響して、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクグループ<9984>など半導体株も上昇。このほか、荏原製作所<6361>、トクヤマ<4043>、NEC<6701>、フジクラ<5803>、村田製作所<6981>、川崎重工<7012>などが買われた。

一方、日経平均採用銘柄では、第一三共<4568>、日清製粉グループ本社<2002>、伊藤忠<8001>の3銘柄のみ下落した。日経平均採用以外では、足元強い動きをみせていた神戸物産<3038>は、決算内容が嫌気されて下落した。

《FA》

 提供:フィスコ

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