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0020 東証 小型株

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話題株ピックアップ【夕刊】(3):ネオジャパン、リベース、エクサWiz

■ネオジャパン <3921>  1,900円  +206 円 (+12.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率4位
 ネオジャパン<3921>は反発。11日取引終了後に2~7月期連結決算を発表。売上高が前年同期比4.4%増の33億6600万円、営業利益が同40.8%増の8億4700万円で着地しており、これが好感された。クラウドサービスをはじめとする主力のソフトウェア事業が堅調に推移した。通期の増収増益見通しに変更はない。

■Rebase <5138>  1,094円  +102 円 (+10.3%)  本日終値
 Rebase<5138>が大幅反発。午後2時ごろ、同社がりそなホールディングス<8308>傘下の地域デザインラボさいたまと連携して、その構築に取り組んでいる空き家に対する解決策としての利活用・管理手法のモデルが、国土交通省の「令和6年度空き家対策モデル事業」に採択されたと発表しており、好材料視された。両社が取り組んでいるのは、Rebaseが運営するレンタルスペースのマッチングプラットフォーム「instabase(インスタベース)」を通して、埼玉県の空き家の活用をサポートするというもの。同時に、地域の団地・共同住宅(市営)とも連携し、集会所などの利用されていない時間をレンタルスペースとして開放することで、周辺住民のコミュニティーの活性化も促進するとしている。

■エクサウィザーズ <4259>  319円  +28 円 (+9.6%)  本日終値
 エクサウィザーズ<4259>が反発。11日取引終了後、住友生命保険(大阪市中央区)が運用を予定しているAIを活用した営業職員の育成システムの開発を支援したと発表した。同システムは11月25日から営業職員約3万人が利用するという。

■ジーニー <6562>  1,487円  +120 円 (+8.8%)  本日終値
 ジーニー<6562>が3日ぶりに反発し、年初来高値を更新した。同社は11日取引終了後、人工知能(AI)を搭載したカスタマーデータプラットフォーム「GENIEE CDP」の提供を開始したと発表。これが材料視されたようだ。このプラットフォームは、顧客の360度ビュー(顧客に関するすべての情報を統合し、包括的に把握することで、より深い理解とパーソナライズされたサービスを提供するための視点を指す)を提供し、企業がより精緻かつ効果的なマーケティング戦略を展開できるよう支援。搭載されたAIは、ユーザーが指示するだけで自動的にデータ分析やセグメンテーションを行い、誰でも簡単に活用できるように設計されているという。

■アイモバイル <6535>  493円  +37 円 (+8.1%)  本日終値
 アイモバイル<6535>が後場一段高。正午ごろに発表した25年7月期連結業績予想で、売上高230億円(前期比22.8%増)、営業利益45億円(同26.8%増)、純利益29億5000万円(同21.9%増)と大幅増収増益を見込み、年間配当予想を前期比4円増の26円としたことが好感された。コンシューマ事業のふるさと納税事業で引き続き制度の認知度向上による市場の拡大を見込むほか、宿泊予約システムやアプリのリリースなど利便性の向上による新規顧客の獲得、周辺事業推進などで増収増益を見込む。一方インターネット広告事業では、新規事業への成長投資を促進するものの、アプリ運営事業の収益力強化で利益水準は前期並みを見込む。なお、24年7月期決算は、売上高187億3500万円(前の期比14.1%増)、営業利益35億4900万円(同0.7%増)、純利益24億2000万円(同0.7%増)だった。

■ストリームM <4772>  124円  +9 円 (+7.8%)  本日終値
 ストリームメディアコーポレーション<4772>は堅調。11日取引終了後、廃止していた株主優待制度を24年12月期から再開すると発表した。1000株以上を保有する株主にQUOカード1000円分を贈呈する。これが好感された。

■タナベCG <9644>  1,270円  +82 円 (+6.9%)  本日終値
 タナベコンサルティンググループ<9644>は大幅高で3日ぶりに反発。11日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を135億円から140億円(前期比9.9%増)へ、純利益を7億8500万円から8億円(同24.8%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を19円から20円へ引き上げたことが好感された。上期において、主要顧客である中堅企業や大企業、中規模企業からのニーズの高まりを受け、各経営コンサルティング領域で契約が計画を上回ることが要因。また、今年8月に新たにグループインしたSurpassの業績貢献も見込むとしている。なお、期末配当予想は27円の従来予想を据え置いている。

■LAホールディングス <2986>  3,965円  +255 円 (+6.9%)  本日終値
 LAホールディングス<2986>が後場上げ幅を拡大。午後0時30分ごろ、24年12月期の連結業績予想について、売上高を330億円から389億円(前期比23.5%増)へ、営業利益を57億円から60億円(同8.1%増)へ、純利益を35億円から37億1000万円(同12.7%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を220円から221円へ引き上げたことが好感された。インベストメント事業で大型案件の引き渡しが完了したことが要因としている。

■マーケットE <3135>  835円  +49 円 (+6.2%)  本日終値
 マーケットエンタープライズ<3135>が上げ幅を拡大。12日午前11時、同社が運営する「高く売れるドットコム」について、NTTデータグループ<9613>傘下のNTTデータ・スマートソーシングが運営する不動産情報サイト「HOME4U」との業務提携を開始したと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。高く売れるドットコムの出張買取時に住まいに関する相談が寄せられた場合、専用フォームを通じて「HOME4U」に情報が共有され、専門家への相談が可能になるという。ライフステージの変化に伴う課題の解決を可能とすることで、顧客の利便性の向上につなげる。

■明豊エンタープライズ <8927>  361円  +21 円 (+6.2%)  本日終値
 明豊エンタープライズ<8927>が大幅反発。同社は12日午後1時、24年7月期の連結決算発表にあわせ、25年7月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比41.0%増の290億円、最終利益は同1.8%増の14億円を見込む。前期の業績は計画を上振れして着地したこともあって、資金流入を誘う格好となった。新築の投資用賃貸マンション・アパートを手掛ける同社は、年間33棟前後の供給を目標とする。東京23区のうち城南・城西地区を中心に、事業用地の仕入れや販売活動を積極的に展開していく。24年7月期の売上高は前の期比34.9%増の205億6200万円、最終利益は同2.2倍の13億7500万円となった。販売物件は想定よりも高い利益率を確保し、人件費の増加などの影響を補って売上高と各利益は計画を上回って着地した。

●ストップ高銘柄
 大和重工 <5610>  1,406円  +300 円 (+27.1%) ストップ高   本日終値
 スペースマーケット <4487>  475円  +80 円 (+20.3%) ストップ高   本日終値
 キャンバス <4575>  977円  +150 円 (+18.1%) ストップ高   本日終値
 L is B <145A>  775円  +100 円 (+14.8%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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