貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価15分ディレイ → リアルタイムに変更

3744 サイオス

東証S
387円
前日比
-2
-0.51%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.0 3.24 2.58 25.61
時価総額 34.3億円
比較される銘柄
NCS&A, 
アイネット, 
DIT

銘柄ニュース

戻る
 

サイオス Research Memo(2):2024年12月期第2四半期は大幅増収、損益改善


■サイオス<3744>の業績動向

1. 2024年12月期第2四半期業績の概要
2024年12月期第2四半期の連結業績は、売上高で前年同期比46.3%増の11,804百万円、営業損失で18百万円(前年同期は106百万円の損失)、経常利益で57百万円(同78百万円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益で23百万円(同176百万円の損失)となり、同社がKPIとするEBITDAは6百万円(同60百万円の損失)、ROICは年率換算で-1.9%(同-11.8%)となった。

売上高は過去最高を更新し、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益が3年ぶりに黒字に転換するなど収益回復が確認される決算となった。売上高はRed Hat, Inc.関連商品が大きく伸張したほかSaaS・サブスク事業、APIソリューション事業などが順調に増加し、金融機関向け及び文教向けSI事業、金融機関向け経営管理システムの減収をカバーした。売上総利益はRed Hat, Inc.関連商品の利益率が低いため、前年同期比0.1%増とほぼ横ばい水準に留まったが、販管費が同3.1%減の85百万円減少したことが営業損失の改善要因となった。販管費のうち広告宣伝費や販売支援費等は増加したものの、研究開発費は320百万円と同152百万円減少した。

経常利益は、営業外損益が同47百万円改善したことにより黒字転換した。為替関連のデリバティブ評価益が56百万円増加したことが主因だ。また前年同期は特別損失68百万円を計上したのに対して、当第2四半期では投資有価証券売却益23百万円を特別利益として計上したことにより、親会社株主に帰属する中間純利益は同199百万円の増益となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均