三井ハイテクが急落し年初来安値を更新、25年1月期業績予想の下方修正で失望感
三井ハイテック<6966>が急落し、年初来安値を更新した。10日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想の下方修正を発表し、失望売りが膨らんだようだ。今期の売上高予想を230億円減額して2140億円(前期比9.2%増)、最終利益予想を45億円減額して95億円(同38.9%減)に見直した。半導体の最終需要の低迷や在庫調整の長期化による受注減少を背景に、電子部品事業の業績が想定を下回って推移する。電機部品事業においても中国市場での日系自動車メーカーの販売台数の減少などを要因に、計画に対して下振れする見込みとなった。
あわせて発表した第2四半期累計(2~7月)の売上高は前年同期比11.1%増の1039億6900万円、最終利益は同8.2%減の70億7500万円だった。
出所:MINKABU PRESS
あわせて発表した第2四半期累計(2~7月)の売上高は前年同期比11.1%増の1039億6900万円、最終利益は同8.2%減の70億7500万円だった。
出所:MINKABU PRESS