日経平均は177円安、寄り後は下げに転じる
日経平均は177円安(9時15分現在)。今日の東京株式市場は、買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、円相場や米長期金利が落ち着いた推移となっていることも、東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの5日続落で2500円近く下落したことから、自律反発狙いや押し目待ちの買いが入りやすかった。一方、今週は米国で明日、8月の米消費者物価指数(CPI)、12日に8月の生産者物価指数(PPI)が発表され、また、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、寄り後、日経平均は下げに転じた。
《SK》
提供:フィスコ