日経平均テクニカル:5日続落、短期DCが接近
9日の日経平均は5営業日続落した。終値は52週移動平均線を下回ったが、ローソク足は長い下ヒゲを伴う陽線を描いて下値での買い需要を確認する形となった。5日連続安による下げ幅は合計2485.12円と大きいが、25日線乖離率は終値で2.01%、本日ザラ場安値で4.63%と売られ過ぎラインの5%に届かず、リバウンド圧力は限定的と推察される。一方、株価上方では、ともに下降中の25日線の39.55円上に5日線が位置して短期デッドクロスDC)形成を窺っており、下押しリスクへの警戒が必要となろう。
《CS》
提供:フィスコ