信用
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)のみができる銘柄
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9876 コックス

東証S
174円
前日比
+2
+1.16%
PTS
170.1円
19:24 11/22
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
5.3 0.56
時価総額 48.2億円
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本日の注目個別銘柄:広済堂HD、ミライアル、ライフドリンクCなど


<9824> 泉州電業 4500 -230
大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は75.1億円で前年同期比18.3%増となった。5-7月期も24億円で同17.8%増と、順調な推移が継続する格好に。自動車向け及び建設・電販向けの売上が増加した。ただ、上半期決算時に上方修正している通期計画の96億円も据え置いていることから、サプライズは限定的と捉えられ、出尽くし感からの利食い売りが先行したようだ。

<4238> ミライアル 1380 +135
急伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の6.5億円から8.3億円、前年同期比27.9%減に引き上げ。半導体市場が緩やかに回復していく中で、プラスチック成形事業の製品出荷が増加し、工場稼働率が向上しているもよう。第1四半期は2.7億円で同62.1%減であったことから、足元での収益回復ペースは想定以上との見方に。通期業績コンセンサスも切り上がる方向とみられる。

<9876> コックス 195 +8
大幅続伸。前日に8月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比12.4%増となり、2カ月ぶりのプラス転換、かつ、23年7月以来の2ケタ成長となった。客数が同9.3%増加したほか、客単価が同2.8%上昇している。連日の猛暑により夏物商品の好調が継続、お盆期間の曜日廻りが良かったことも要因になったようだ。月後半に向けては、メンズ・レディスともに秋カラーの夏物商品が順調に売上を牽引としている。

<2585> ライフドリンクC 6950 -750
大幅反落。いちよし証券ではレーティングを「A」から「B」に格上げし、フェアバリューは7000円を継続した。業績予想を継続する中、株価水準が前回レポート時より大きく上昇したことで、株価はフェアバリュー圏内に入ったと判断したようだ。なお、第1四半期のコスト増が想定の範囲内であったこと、順調に生産数量が増加する見込みなどから、25年3月期営業益見通しは59億円、前期比25.2%増を継続した。

<9076> セイノーHD 2433.5 +52.5
大幅続伸。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価も2000円から2550円に引き上げている。適正料金収受の進展によりコスト増を補い、収益性が改善傾向になると想定しているようだ。また、10月に株式取得予定の三菱電機ロジスティクスは国内での外販拡大、三菱電機のグローバルサプライチェーンの取り込みなどによる成長が見込め、ロジスティクス強化も注目できるとしている。

<7453> 良品計画 2703.5 +85
大幅反発。前日は日経平均新規採用が決定しながらも、短期的な出尽くし感が先行する形となっていたが、本日はあらためて目先の需給改善を期待する動きが優勢になっている。また、SMBC日興証券では投資判断「1」を継続して、目標株価を3100円から3600円に引き上げ。粗利益率の高い生活雑貨の好調継続を予想、中期的な修正の改善余地は依然大きいとも評価しているようだ。

<8267> イオン 3838 +89
大幅続伸。特に目立った材料は観測されておらず、機関投資家のリバランスの動きの一環と捉えられている。半導体関連株の低調な地合いや不透明など為替動向などから、内需系の主力株として注目度が高まる形になっているもよう。また、買収提案を受けているセブンアイが仮に上場廃止となれば、小売セクター内でのリバランスにより、時価総額がセクター第3位である同社に買い需要が見込めるとの思惑などもあるようだ。

<7868> 広済堂HD 492 +51
急伸。第1四半期決算発表が遅延しているが、前日には、24年3月期の有価証券報告書等の訂正報告書を提出する必要がある事項が識別されたと発表した。8月9日のリリースでは、一部の会計処理において精査が必要なことが判明したことを決算発表遅延の背景としていたが、収益認識のタイミングの相違であることが今回明らかに。決算発表延期の要因が過度に警戒するものではないと判断される形になったようだ。

<1928> 積水ハウス 3853 +16
続伸。前日に第2四半期の決算を発表、5-7月期営業利益は854億円で前年同期比23.5%増となり、市場コンセンサスを20億円程度上振れたとみられる。つれて、通期予想は従来の3000億円から3200億円、前期比18.1%増にまで上方修正している。通期コンセンサスはほぼ会社計画線であった。米国戸建や米国コミュニティ開発などが上振れのもよう。米利下げメリット期待があらためて意識される形に。

<9232> パスコ 2057 +400
ストップ高比例配分。親会社のセコム、並びに、伊藤忠の完全子会社であるISフロンティアパートナーズを買付者とするTOBの実施を発表している。全株式を取得する非公開化を企図したものとなる。同社ではTOBへの応募を推奨としている。TOB価格は2140円で、前日終値からは29.1%のプレミアムとなり、同価格へのサヤ寄せを目指す動きが強まっている。なお、TOB期間は9月6日から10月22日まで。

《ST》

 提供:フィスコ

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