後場の日経平均は163円安でスタート、東京海上や良品計画などが下落/後場の寄り付き概況
日経平均 : 36883.83 (-163.78)
TOPIX : 2641.45 (+7.96)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比163.78円安の36883.83円と、前引け(36917.44円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36820円-37010円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=143.70-80円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で推移している一方、香港ハンセン指数は朝高の後は下げに転じ0.2%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。市場では引き続き明日8日に発表される8月の米雇用統計を見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きがある。一方、朝方に143.10-20円まで進んだ円高・ドル安方向への動きが一服していることなどが東京市場で安心感となっているもよう。
セクターでは、保険業、医薬品、精密機器が下落率上位となっている一方、倉庫運輸関連、ゴム製品、陸運業が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、ルネサス<6723>、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、コロワイド<7616>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、東京海上<8766>、良品計画<7453>、キーエンス<6861>が下落。一方、サンウェルズ<9229>、NRI<4307>、三井E&S<7003>、三菱商<8058>、IHI<7013>、メルカリ<4385>、ホンダ<7267>、日立<6501>、フジクラ<5803>、さくら<3778>が上昇している。
《CS》
提供:フィスコ