貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3031 ラクーンHD

東証P
689円
前日比
+7
+1.03%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
21.0 3.02 2.90 1.90
時価総額 153億円
比較される銘柄
ASJ, 
GMO, 
テクミラ
決算発表予定日

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<動意株・2日>(大引け)=インテG、サスメドなど

 インテグループ<192A>=上値追い鮮明。中堅・中小企業を主要顧客とする小規模案件を軸にM&A仲介事業を展開する。M&A分野でも競合の少ないニッチ領域に照準を合わせ、完全成功報酬型を特長としており、価格を抑えることで急速に需要開拓を進めている。営業利益は24年5月期に前の期比で4倍以上に急拡大、25年5月期は前期比20%増の11億8300万円予想と成長トレンドが続く見通し。成長性を考慮した場合にPERの割安感が意識され、グロース市場人気化の流れに乗って水準訂正を狙った買いを誘導している。

 サスメド<4263>=物色人気にストップ高。同社は前週末8月30日の取引終了後、不眠障害用プログラム「サスメドMed CBT-i不眠障害用アプリ」に関し、製造販売承認事項一部変更承認申請を行ったと発表した。2024年度の診療報酬改定時の議論で、医師が実施する対面式の認知行動療法の不眠症への適用拡大が見送られ、同社が想定していた診療報酬を準用する形での保険収載も見送りになった。今回、同年度の診療報酬改定で、疾患治療用プログラムについて原則として特定保険医療材料として評価するといった保険医療材料制度の見直しが行われたことに伴い、改定後の制度を踏まえて保険収載の手続きを進めるため、申請を行った。発表をポジティブ視した買いが集まったようだ。一部変更が承認された場合、中央社会保険医療協議会などでの了承を経て保険収載が行われることとなるが、具体的な日程は現時点では未定という。
  
 ラクーンホールディングス<3031>=急動意。同社は衣料品や雑貨のECサイト運営を主力事業に、掛け売り決済代行や売掛債権保証、家賃保証などのフィナンシャル事業も展開している。足もとの業績は企業向け後払い決済サービスなどを中心に好調に推移している。前週末8月30日取引終了後にこれまで非開示だった25年4月期上期(24年5~10月期)の業績予想を発表、営業利益は前年同期比78%増の5億8000万円を予想しており、これが株価を強く刺激した。なお、5~7月期の営業利益は2億9900万円(前年同期比8%増)だった。

 リニューアブル・ジャパン<9522>=底値圏もみ合い離脱の動き。同社は太陽光発電関連を軸とする再生可能エネルギー事業を展開しており、償却費負担の減少などによる利益率改善を背景に、24年12月期は減収ながら営業4割増益を見込んでいる。提携戦略にも積極的で、前週末8月30日取引終了後に三井住友ファイナンス&リースグループのSMFLみらいパートナーズ(東京都千代田区)と再生可能エネルギー事業及び蓄電池事業で業務提携契約を締結したことを発表、これによる業容拡大効果に期待した買いを呼びこむ形となった。

 エフ・コード<9211>=マド開け急伸。13週移動平均線とのマイナスカイ離を解消し底値圏離脱を明示した。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資が進展するなか、同社はCX(カスタマー・エクスペリエンス)に基づく集客や顧客育成をSaaS(クラウドを経由したソフトウェア)で提供し、高水準の需要をとらえている。業績は目を見張る伸びを示しており、23年12月期は売上高が2.3倍化、営業利益は5倍化した。続く24年12月期も売上高が前期比90%の増収を見込み、営業利益は2.1倍化と大幅な伸びで過去最高更新が見込まれている。営業利益は22年12月期と比較してわずか2年で10倍化している。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 

出所:MINKABU PRESS

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