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半導体関連株の買いを控えるべきではないとの声=米国株

 投資家は、今夏の相場の急変を経験しても、半導体関連株の買いを控えるべきではないとの声が出ている。現在の中間期の修正局面においても、半導体関連株を買い増し続けるべきだと主張。フィラデルフィア半導体指数が6週間という短期間に激動の展開を見せたが、同指数は前年比で46%上昇していると述べている。

 エヌビディア<NVDA>の四半期決算が今週水曜日に発表される。エヌビディアの決算はAI業界全体のバロメーターとなっているが、顧客企業である一部のIT大手が足元で、AIが利益を生んでいないことへの反発に直面しているものの、顧客企業が引き続きAIに投資している兆候にウォール街は熱い視線を注いでいる。

 同アナリストは、地政学リスクが依然として根強く、マクロ経済の不確実性や中国経済への懸念があることから、最近のジェットコースターのような市場の動きが今後も続く可能性があると警告する一方、それでもまずAIに投資すべきと主張している。

 これにはエヌビディア<NVDA>のほか、ブロードコム<AVGO>、マイクロン<MU>などの銘柄も含まれる。装置メーカーのオランダのASML<ASML>やウエスタンデジタル<WDC>も好業績を上げそうだという。半面、クアルコム<QCOM>については業績不振を予想。

 現時点では、世界の半導体売上高をAI、メモリ、その他の半導体に分けて考えることが非常に重要だという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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