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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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4771 エフアンドエム

東証S
1,447円
前日比
-31
-2.10%
PTS
1,441.4円
11:29 11/27
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.8 1.77 2.76 9.85
時価総額 227億円
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<動意株・23日>(大引け)=川本産業、Sansan、ミライトワンなど

 川本産業<3604>=ストップ高。アフリカを中心に流行しているウイルス感染症「エムポックス(サル痘)」について、重症化しやすい「クレード1」の感染者がタイで確認されたことが伝わっている。アジアでは初のクレード1感染者という。エムポックスを巡っては今月に入ってスウェーデンでも感染が確認されているほか、14日には世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。エムポックス感染拡大への懸念から、コロナ禍で脚光を浴びた感染症対策関連株の一角に物色の矛先が向かっている。マスクなど衛生用品を手掛ける川本産業をはじめ、防護服のアゼアス<3161>、配置薬の中京医薬品<4558>などが動意づいている。

 Sansan<4443>=上げ足強め続伸。午前11時ごろ、三十三銀行(三重県四日市市)が営業DXサービス「Sansan」を全行に採用したと発表しており、好材料視されている。「Sansan」は、名刺やメールといった接点から得られる情報を正確にデータ化し、全社で共有できるデータベースを構築する営業DXサービス。今回の採用は、三十三銀行の中期経営計画の「DXの推進による営業スタイルの変革」の一環として採用されたもので、これまで属人的かつアナログな接点情報の管理が課題となっていた接点情報の管理についてデジタル化するとともに、接点情報・人脈情報の全行的な共有を通じて、営業推進に活用するとしている。

 ミライト・ワン<1417>=10連騰。同社はNTTグループ向けを中心とする通信工事大手。今月9日に発表した4~6月期連結決算は売上高が前年同期比16.7%増の1173億3800万円、営業利益が同67.9%増の14億9300万円だった。NTT事業でのアクセス工事・モバイル工事、環境・社会イノベーション事業での電気・空調工事や建築工事、ICTソリューション事業でのグローバル工事やDC・クラウド工事など、各工事が増加したことが業績を押し上げた。また、昨年子会社化した国際航業の業績寄与もあった。好決算を受けて同社株は上値指向を続けている。

 ヒビノ<2469>=新値街道まい進。午前11時ごろ、みなとみらい21中央地区の複合施設「横浜シンフォステージ」にオープンしたヤマハ<7951>の体験型ブランドショップ「ヤマハミュージック 横浜みなとみらい」に、映像システム及び演出連動システムを提供したと発表しており材料視されている。「ヤマハミュージック 横浜みなとみらい」は、音楽や楽器に関する新たな楽しみの発見を目的とした体験型施設。今回の案件では、音楽に没入できる体験空間「Music Canvas(ミュージックキャンバス)」及びイベントスペースを兼ね備えたカフェ「ライブ&カフェ」に、LEDディスプレーを中心とした映像システム及び演出連動システムを設計・施工した。

 イオレ<2334>=ストップ高。22日取引終了後、無料グループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網」について、シンプレクス・ホールディングス<4373>傘下のシンプレクスとシンガポールのWeb3関連企業Digital Entertainment Assetが共同開発するWeb3型広告サービス「Answer to Earn」とメディア連携すると発表した。らくらく連絡網でクイズ型広告の配信を始めるという。これが買い材料視されているようだ。

 エフアンドエム<4771>=3日続伸。22日取引終了後、業務ソフトウェア開発の弥生(東京都千代田区)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。F&Mの持つ中小企業向けのバックオフィスに特化したコンサルティングノウハウや人事労務領域でのサービスと、弥生の持つ会計・給与・販売ソフトウェアとの相互連携により、中小企業が抱える生産性向上の課題解決を目指す。これが材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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