NY為替:ドル弱含み、一部米経済指標悪化で利下げ観測強まる
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は146円50銭から145円20銭まで下落し、145円24銭で引けた。米8月フィラデルフィア連銀非製活動が一段と悪化し20年12月来で最低となったため、利下げ観測が強まり、金利低下に連れドル売りに拍車がかかった。日本の追加利上げ観測を受けた円買いも優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1080ドルから1.1130ドルまで上昇し、1.1129ドルで引けた。ユーロ・円は、162円35銭から161円54銭まで下落。日欧金利差縮小観測に円買い、ユーロ売りが強まった。ポンド・ドルは1.3006ドルから1.3052ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8605フランから0.8540フランまで下落した。
《MK》
提供:フィスコ