精工技研---1Qは2ケタ増収・大幅増益、光製品関連が大幅増益を果たす
精工技研<6834>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.9%増の41.16億円、営業利益が4.03億円(前年同期は0.22億円の利益)、経常利益が同326.5%増の4.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同872.6%増の3.08億円となった。
精機関連の売上高は前年同期比11.4%増の20.50億円、営業利益は0.79億円(前年同期は0.16億円の損失)となった。電気自動車用のインバーター関連部品や、これらを量産するための設備や金型等の売上高が伸長した。一方、電子機器向けの金属プレス成形品は、スマートフォンの需要が回復せず、売上高が減少した。
光製品関連の売上高は前年同期比18.5%増の20.66億円、営業利益は同734.5%増の3.23億円となった。光コネクタの検査・測定装置の売上高が増加した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.6%増の173.00億円、営業利益が同37.8%増の14.50億円、経常利益が同22.1%増の15.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.4%増の10.00億円とする期初計画を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ