フォーバル---1Qは2ケタ増収、フォーバルビジネスグループが大幅増益に
フォーバル<8275>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.4%増の158.20億円、営業利益が同1.1%増の4.51億円、経常利益が同0.5%増の5.34億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.1%減の1.95億円となった。
フォーバルビジネスグループの売上高は前年同期比20.7%増の87.31億円、セグメント利益は同126.8%増の3.95億円となった。「アイコンサービス」が順調に拡大したほか、セキュリティやサーバー関連が増加したことに加え、新たに連結したグループ会社が寄与した。
フォーバルテレコムビジネスグループの売上高は前年同期比7.3%増の54.93億円、セグメント利益は同27.0%減の1.34億円となった。電力サービスが増加したが売上原価上昇が影響した。
総合環境コンサルティングビジネスグループの売上高は前年同期比16.9%減の10.84億円、セグメント損失は0.16億円(前年同期は0.33億円の利益)となった。太陽光発電システムやLEDなどが減少した。
人的資本経営コンサルティングの売上高は前年同期比23.7%減の5.11億円、セグメント利益は同76.7%減の0.27億円となった。セミナーなどの教育事業が減少した。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.5%増の670.00億円、営業利益が同11.3%増の36.00億円、経常利益が同7.0%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.4%増の21.00億円とする期初計画を据え置いている。
《AS》
提供:フィスコ