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4664 アール・エス・シー

東証S
737円
前日比
+5
+0.68%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.7 0.98 3.26
時価総額 21.7億円
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アール・エス・シー---1Q減収なるも、大型イベント業務およびホテル警備等の受注が売上高に貢献


アール・エス・シー<4664>は13日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.8%減の19.41億円、営業利益が同47.9%減の0.74億円、経常利益が同48.9%減の0.77億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同55.1%減の0.47億円となった。

建物総合管理サービス事業の売上高は前年同期比15.4%減の16.93億円、セグメント利益は同26.3%減の1.76億円となった。警備部門においてサンシャインシティプリンスホテルにおけるAI警備システムを取り入れた警備業務が開始となり、丸の内エリアでは屋外イベントの臨時警備を受注した。清掃部門においては銀座エリアで新規事業所が業務開始となり、各営業拠点において巡回清掃業務が順調に拡大している。設備部門においては大型家電量販店の昇降機設備等のリニューアル作業、学校給食センターの設備機器の修繕作業、オフィスビルの電気設備改修作業、スポーツクラブのプールLED化作業等多数の臨時案件を受注した。工事部門においてはサンシャインシティのシャッター改修工事、消防設備改修工事を受注したが、グループ会社における昨年需要の高かったオフィスビルの入退去に伴うレイアウト変更工事や官公庁施設における全館リニューアル工事、学校施設における施設増築工事の内装仕上げ等大型案件の受注が通年並みで推移していることが大きく影響した。利益面においては、既存先事業所における仕様変更、契約金額の改定、従業員の離職防止、事業所の安定運営を積極的に取り組むとともに、修繕工事等においては、原材料や人件費の上昇に鑑み、価格の見直しを行うとともに、安全管理、工程管理等を徹底した。

人材サービス事業の売上高は同10.0%増の2.47億円、セグメント利益は同60.8%減の0.04億円となった。官公庁の長期案件の満了等に伴う減収が見込まれる中、新規および既存顧客先への提案を展開することにより、病院の電話交換業務および短期データ入力業務や企業の周年事業における大型イベントプロモーション運営業務等の臨時案件を受託した。利益面においては、派遣スタッフの待遇改善の継続と並行し、人材確保における登録スタッフの採用・教育手法の見直し、原価管理の徹底を継続してきたが、7月以降に発生する主要イベントプロモーション業務に係る準備等の先行費用が、大きく影響したが、第2四半期にて予定どおり推移する見込みとなっている。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比0.1%増の81.03億円、営業利益が同46.5%減の1.52億円、経常利益が同49.3%減の1.52億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同67.7%減の0.79億円とする期初計画を据え置いている。

一方、2025年3月期第2四半期連結業績予想の進捗率については、売上高が45.4%、営業利益が64.9%、経常利益が67.0%、親会社株主に帰属する当期純利益が74.6%となっており、利益ベースは前倒しで進捗をしている。

《SI》

 提供:フィスコ

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