セグエグループ---2Q減収増益、ほぼ計画通りの着地
セグエグループ<3968>は13日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.1%減の84.10億円、営業利益が同44.7%減の3.46億円、経常利益が同22.6%増の7.39億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同6.4%増の4.34億円となった。
当中間会計期間におけるプロダクトの販売については、納期遅延が改善し受注残高分の納品が進んだ前年同期と比較すると販売は減少したものの、セキュリティ製品の販売は好調に推移した。サービスの販売については、保守及びヘルプデスク等のサポートサービスの販売が堅調に推移した他、セグエセキュリティが新たなセキュリティサービスの提供を開始する等サービス販売を推進した。また、5月にタイ王国のFirst One Systems Co., Ltd.の子会社化、6月にテクノクリエイションの子会社化が完了した。
ソリューションプロダクト事業の売上高は前年同期比16.6%減の48.31億円、ソリューションサービス事業の売上高は同9.7%増の35.79億円となった。売上総利益については、同2.0%増の21.26億円となった。営業利益は、人材やM&Aへの投資、株主優待費用の発生により減益となった。経常利益は、差金決済型自社株価先渡取引契約に基づくデリバティブ解約益の計上により増益となり、親会社株主に帰属する中間純利益も増益となった。
2024年12月期通期については、売上高は前期比7.8%増の188.00億円、営業利益は同11.6%減の9.60億円、経常利益は同31.0%増の13.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同17.2%増の7.73億円とする4月12日に修正した連結業績予想を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ