スペースシャワーSKIYAKIホールディングス---1Qは2ケタ増収、未定としていた今期の通期予想を開示
スペースシャワーSKIYAKIホールディングス<4838>は9日、2025年3月期第1四半期(24年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比20.0%増の49.20億円、営業利益が同1.2%増の2.33億円、経常利益が同0.4%減の2.43億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.5%減の1.53億円となった。
コンテンツセグメントの売上高は前年同期比17.9%増の26.09億円、セグメント利益は同17.7%増の1.98億円となった。ライブハウス事業やエンタテインメントカフェ事業など店舗ビジネスにおいては、コロナ禍からの回復が続いたことに加えて、2023年3月に「あっとほぉーむカフェ」の新規出店をしたことによる収容人数の増加などにより、前年同期比で増収増益となった。イベント事業においても、前年度に続き2回目の開催となった国内最大規模のヒップホップイベント「POP YOURS」がチケットソールドアウトにて開催されたことなどにより、増収増益となった。
ソリューションセグメントの売上高は前年同期比22.4%増の23.10億円、セグメント利益は同22.7%増の0.51億円となった。音楽配信売上が好調に推移した。また、プラットフォーム事業において、ストック収益であるファンクラブ売上及びフロー収益であるクリエイターグッズ等のEC売上がいずれも好調に推移し、前年同期比で増収増益となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、これまで未定としていたが、同日開示された。売上高が前期比21.3%増の195.78億円、営業利益が同24.4%増の7.69億円、経常利益が同25.5%増の7.77億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同45.1%増の4.06億円を見込んでいる。
《SI》
提供:フィスコ